さて、異世界(ゲームガルド)を攻略しようか。 (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年1月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040660394
作品紹介・あらすじ
重度のゲーマー高校生・志度義弥は、いつものように妹とゲームをしていたところ、突如異世界へと飛ばされてしまう。さらに混乱する彼の上に、密かに憧れていた美少女転校生・柚比坂杏奈まで落ちてきた。ゲームガルドと呼ばれるこの世界から、現実世界へ帰るため、2人は100年間解かれていない『クエスト』に挑むことに。しかし、剣技も魔法もさっぱりな義弥。何とか現状を打破するために、ゲームガルドで出会った能力一点特化型のおちこぼれ美少女たちとパーティを組み、一緒に食事をしたり買い物に行ったり、彼女たちから迫られたり…?異世界から帰宅できない高校生とある意味チートな美少女たちでお贈りする、異世界なのに日常系ラブコメ開幕!
感想・レビュー・書評
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異世界に召喚?されるファンタジーモノ。ヒロインの裏表はちょっと予想外だったけどそれなりに理由は正当っぽいので良しとしよう。私的には若干苦手な感じだけど(苦笑)知力で苦難を乗り越えていく系は解決すると読んでてスッキリするので、ゲーム的知識メインとはいえ今後も難局をどうやって乗り越えていくか楽しみです。しかしビキニアーマーってこんなにポロリしそうなものでしたっけ(表紙を見ながら)。
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異世界に召還されたゲーム大好き主人公が、クラスメイトの憧れの女の子と一緒に、ゲームゲームした世界のクエストを攻略していく話。
筆者の力量かもしれないが、主人公の気持ちになって読むという新しい読み方を発見し、新鮮な気持ちで読めた。今までは素の私で読んでいて、主人公にイラッとしたり顔がいいヒロインは羨ましいと思ったりしたけれど、自慢できるような取り柄のない高校生男子が憧れのヒロインとどうにかお近づきになりたいが、きっかけもないしどうすりゃいいんだという気持ちに寄り添ってすっと本に入っていけた。ヒロインもただ綺麗なだけではなく、裏と表があり、ツンとデレが逆で、でもいい奴という造形が良い。主人公の周りのヒロインもちゃんとキャラがたっており、物語を繋げる役割を果たしている。面白かった!