艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040672243
作品紹介・あらすじ
『艦これ』の生みの親、田中謙介氏自らストーリーを手がける、大人気ゲームのコミカライズ第2巻! 艦の魂を持ち、“いつか静かな海”を夢見る少女たちの想いをオムニバス形式で紡ぎます。
感想・レビュー・書評
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艦これでは意外と描かれることの少ない戦闘シーンがしっかりと描かれていて良かった。艦娘は実際の艦艇に縁があるのだから、ただのコスプレした女の子集まりではなく、それぞれが過去と意思をもったキャラクターのはず。そんなところが描かれた良い漫画。
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この巻も第1巻で描かれたコンセプトに従って制作されている
第2巻では千代田、神通、秋月について語っている。一人辺り2話掛けるようになった影響で3人しか描かれなかったのはちょっと物足りない気がしてしまうけど、その分海上で必死に戦い、そして時には息抜きする姿がしっかりと描かれているものだから強い不満はないかな
第1巻では艦娘達の有り様と護る意志が現在に繋がる構成となっていたのだけど、第2巻ではそれだけでなく艦これ世界における成長や変化も感じさせる描写が目立ったように思う
姉の千歳の姿ばかりを追っていた千代田は伊19を新たな力で救助する中で誰かを救う意味を見出した
駆逐艦を鬼軍曹のようにしごいていた神通はその厳しい訓練だけでなく戦闘でも探照灯を照射して一番前で戦う姿勢を示す。それが駆逐艦の成長に繋がる。駆逐艦らの成長を感じられたからこそ次は故郷を護りたいと思う
空を主戦場とする翔鶴姉妹の物語として苛烈な敵の攻撃を描きつつも急場を力強く助けた秋月。新鋭や新型が織りなす彼女らの話は艦これという作品が新しい局面に差し掛かったことをどことなく感じさせる描写だった
勿論、メインとして描かれる3人だけでなく原作ゲームに登場する多数の艦娘がこちらでも登場し活躍する描写はとても素晴らしいものばかり
原作ゲームを制作している人物が関わっているだけ有って、軍艦や艦娘への深い愛情を感じさせる作品になっているね -
コミック
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978-4-04-067224-3 165p 2014.12.31 初版1刷
◯他にはないこのシリーズの特徴は
現代の自衛艦に名を残すものを紹介している点
例えば「千代田」→救難艦「ちよだ」 -
いつ静2巻。
今回は「千代田」「神通」「秋月」がメイン。
神通の話が一番納得いくかな…と思う。二水戦の旗艦を長期間勤めていた史実的に見ても駆逐艦たちに厳しく、しかし誇りに思っている感じは自然。
関係ないが普段は軽口叩くがシリアスな時もあるお姉ちゃんな川内のキャラが好きだった。
表紙で真ん中にいたり、新しく出るゲームのサイトでもメインを張る秋月を見るたびに運営は秋月好きなんだろうと思うが、あの話は翔鶴瑞鶴姉妹がどうみても主人公なのだが… -
今と昔を繋ぐストーリーは相変わらず素晴らしいし、神通さんの演習で見せる厳しさと色んな瞬間に見せる優しい表情のバランスが絶妙で素晴らしいし、川内のお姉さんっぷりが素晴らしい。
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基本的な構成は一巻と変わらない。
前回出た艦娘からシームレスに他の艦娘に繋がっていく。
フラグを折るという意味で秋月回が印象的だった。
アニメが史実をなぞる展開なので、余計に際立つ -
艦娘の意外なやり取りとか、今まで気がつかなかった千歳と千代田の改装の話とか、さすが原作者だと感じた。ラストの秋月の登場は感動せずにはいられなかった。
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今の「じんつう」は地味。
千代田、神通、秋月の物語。相変わらず構成は好き。艦これ話をもう少し長いといいが。