女騎士さん、ジャスコ行こうよ2 (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040673479
作品紹介・あらすじ
騒動も収まり平穏を取り戻した平家町だったが、それも束の間、麟一郎の通う学校の校庭に、突如、アダムスキー型の円盤が!? ……と、まぁまた珍しくもない日常が始まるわけでして。
感想・レビュー・書評
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THE田舎な主人公の居住地に、異世界やら宇宙やらからの亡命政府がひしめき合う謎の世界観を舞台に繰り広げられるコメディ。
つっこみ役の主人公以外のすべてが全力でボケにきているので、まともな主人公の言動さえもボケに見える怪作。
今回は「ジャスコ」要素は希薄で、埋蔵金騒動の話。
スペース徳川家の埋蔵金の話なので、宇宙イトイシ・ゲサトがやってくる。
このシリーズは色んな実名を許可取って出していくスタイルが特色なのか…と、最後まで読んであとがきも読んで…。
…糸井重里の方は特に許可取ってないんか・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おい、2巻目なのにジャスコほぼ関係なくなるってどういうことだ(笑)あ、田舎のファンタジーコメディとして読めばいいのか。今回もメタだったり、どのキャラも大概外道だったりと、割とやりたい放題で楽しめた。いろいろ伏線がありそうでなさそうで、どのあたりが超ロングレンジキラーパスになってるのかも楽しみである。ゆるーく読めるのは相変わらず。あとでリヴァイアサンのあとがき読み返さないと。
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二巻では宇宙勢の物語が描かれている、というのが適切な表現だろうか。
物語そのものも、そこで唐突に披露される設定もゴチャゴチャで、これはもうどう評価していいものやら……。作者の中では、それでも物語は整合性を持っているのかもしれないが、さらに致命的なのはそのプロットを肉付けする描き方そのものもまた不味いところだ。
せめてキャラに好感が持てればよいのだが、主役三人のキャラは相変わらずのどうしようもない面々である。新キャラも、キャラ設定がゴチャゴチャしていて、目がくらみそうである。
ひさびさに、読んでいてめまいがした一冊だった。ここは素直に、星二つと評価しておきたい。