僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年8月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040677514
作品紹介・あらすじ
リア充の時間の流れは速い。小鷹達は、散々迷いながらも手に入れた、友達や恋人との充実した日々を駆け抜けていく。友情、恋愛、進路、家族のこと……。そしてやってくる、卒業。残念系青春ラブコメ、エピローグ!
感想・レビュー・書評
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完結。
いやーシリーズ楽しませてもらいました。ありがとうございました。
11巻まるごとエピローグとのことで、チャプタータイトルに卒業までの日数が入ってて、その数字が小さくなる度に、もう終わってしまうんだな、という一抹の寂しさを感じつつ読んでました。
小鷹と、各ヒロインたち夜空、星奈、幸村、理科、それぞれの関係も一応決着して、夜空ルートなかったかーと、いち読者としては残念に思うことしきりです。
たしかにこれアニメ化しても、ラブコメ要素よりも、残念要素が強すぎて受け入れられないかもなあ。
というわけで、あとスピンオフが3巻分あるので、引き続き読んでいきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“エピローグ”と言われている巻ですが、私的には登場人物達にとっての短いような長いような“プロローグ”だと感じました。
超短編がてんこ盛りな構成。
シリアス場面はいい感じでカットされているので、コメディ要素が強く、思ったより寂しさや虚しさを感じることなく、彼等を送り出せた気持ちになりました。
彼等はきっとこの後も何だかんだとつるみそうです( *´艸`)
そしてやっぱり最後には「このシリーズと出会えて良かった!!!」と思えました。 -
全12巻楽しませていただきました。終わってみればまさしく「青春」の物語であって、短い挿話を積み重ねながらここまでの物語を育てた作者は天才だと思います。
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まだ器じゃないのですよ、小鷹君は。
若いのね。
最後はなんだか急ぎ足気味だったようにも思います。
ともかく完結させたかったのかな。
伸ばそうと思えばどんどん伸ばせてしまうものね。 -
読了
2016年7月30日に第1巻を読み始めて、2018年5月17日に第11巻を読了だから、シリーズを読み終えるのに約2年かかった。 -
まるまる一冊をエピローグとして使った11巻、完結巻である。クリスマスの日に暴れた小鷹や隣人部のその後が描かれている。
ここではいつものようにショートスタイルで物語が展開しているが、砂時計の砂が落ちていくかのように時間が過ぎていくのは、小タイトルに括弧付された数字(これは卒業までの日数だろう)で暗示されている。
ギャグテイストではなく、ただ残る日々を過ごそうとする彼らの青春は、すでにして残念なものではないとも言える。それでも最後の最後で残念な姿を晒すのは彼ららしいところであるが、エピローグとしてきちんと締めている印象である。
恋愛模様もすべて清算しきってのエンドは、綺麗な店仕舞いだろう。
シリーズ全巻読ませていただき、楽しませていただいた。その評価も含めて星五つで評価したい。 -
あるいみ大団円で終わってよかったと思う。
ラノベらしからぬ終わり方だったけど、実際問題学生生活ってこんなものだろう。 -
まるまるエピローグ。実質10巻が最終巻だったかも知れない。ただ、落ち着くところに落ち着かせてくれる感じはある最終巻だった。
おもしろい物語をありがとうございました。