そんな世界は壊してしまえ (2) ‐クオリディア・コード‐ (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2016年6月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040683188
作品紹介・あらすじ
人類の『敵』――“アンノウン”と戦う近未来。防衛都市東京に所属する朱雀壱弥は、初めての問題に直面する。狂っているのは自分か、それとも世界か。あるいは――「いつもにこにことなりでスマイルピース! あなたのカナリア、みんなのカナリア! 毎度おなじみ、宇多良カナリアです!」――この女か。水着で無意味にぴょんぴょんするカナリアに、朱雀の正義が揺れ動く。逡巡の末、新たな仲間たちを指揮するが……「教えてあげる――その気持ちが、恋だよ」「おまえ、もしや目が腐っているのでは?」TVアニメ『クオリディア・コード』7月より放送開始! 原作プロジェクトにして、『変態王子と笑わない猫。』コンビが贈る青春ラブコメの最前線、待望の第二弾!
感想・レビュー・書評
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クオリディアシリーズの東京編第2巻。他のお二方もそうだけど、シェアワールドでもその人らしさを前回で出せるのは、さすがはプロの作家さんという感じ。ストーリーはちょっと、難しかったです。
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端的に言うと意味が分からない。クオリディアシリーズ東京2冊目。1巻を再読してから読んだので覚えてないということじゃないのだけれど、朱雀がカナリアに対して感じたカタルシスが全く分からなかった。人類愛だが迷い中の朱雀、とことん合理主義で全体主義な主席、世界が好きと言いつつ世界に自分しかいないカナリアと三つどもえの変態どものはずが、何がどうしてカナリアに愛を感じることになるのか。へっぽこたゆんたゆん頑張ればできます!なカナリアさんは怖し、何も解決してないのですが。朱雀は何を感じたのか。クオリディアシリーズは私には合わないのかもしれない。
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私だったらつぐみちゃんを主人公に設定していただろうと思うので、そこにさがら総の作家性が現れているのかな。先輩がすてき。
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とりあえずアニメ見るまでにどうにか読めた。時間軸はこの後の話みたいね、朱雀さん首席になってたし。そんなアニメの前日譚だからか、一応はハッピーエンドっぽいけどどうにもすっきりしない感じ。カナリアの(表面上の)明るさに反していろいろと闇が深い東京勢は神奈川勢の変態ぶりを取り入れたらいいんじゃないかな(他人事)。