用務員さんは勇者じゃありませんので (5) (MFブックス)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2016年6月24日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040684253
作品紹介・あらすじ
エスティアの仇であるファンフとの戦いに決着をつけた蔵人は、再び昇格試験に挑み、どうにか七つ星に昇格する。だがそこに、怪盗討伐の強制依頼が舞い込んだ。蔵人は八つ星降格と依頼を天秤にかけるが、躊躇なく降格を選び、日常へと戻っていく。
そんな蔵人の前に、突如リュージという暴虐の勇者が現れる。
賞金稼ぎとして単独で活動しているリュージにとって、加護を奪われた勇者である蔵人には大きな利用価値があった。勇者の名誉を守りたいハヤト派と、勇者を道具として使いたい反ハヤト派、どちらに売っても多大な利益が見込める。
逆に蔵人は、どちらに転んでも待っているのは死か、監禁。見事なまでに、詰んでいた。
そしてリュージに従わざるをえなくなった蔵人は、一度断った強制依頼を受け、怪盗討伐作戦へと向かうはめになるのだが……。
感想・レビュー・書評
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チート能力なしの用務員さんがチート能力全開の勇者に嵌められ対決せざるを得なくなる第5巻。悪逆非道の勇者リュージの持つ加護と権力に、一度はフルボッコにされる用務員クランドの逆襲やなるか?
5巻の最後にラッタナアフター、つまりは3巻の後日談が語られていまして。ヨビのその後がどうなったか気になっていたので嬉しかったです。
ヨビをはじめ、この物語に登場する女性キャラクターは他のラノベではなかなか見られない「自立した女性」として描かれているのがいいですね。(※勇者ハヤトのハーレム要員は除く)主人公に依存するのではなく、並び立つ存在として生きようとする姿に好感が持てます。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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