やる気なし英雄譚 6 (MFブックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040686400

作品紹介・あらすじ

深い因縁のある帝国に身を置くことになったユイ。あくまで外交大使としての赴任だったが、魔法公国フィラメントとの戦争を控えている帝国は、ユイの力を得るために様々な方法で彼を取り込もうとする。
ある秘策により、帝国を手助けすることになったユイの前に現れたのは、フィラメント出身の部下、ナーニャだった。各国の思惑に巻き込まれ、今回もまた彼は想定外の仕事をすることに!?
「この戦い、私が帝国軍に勝たせてあげるよ。それも完勝に近い形でね」
やる気なし英雄が贈る隠れヒーロー譚最終章、激動の第六巻!

感想・レビュー・書評

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  • 大使として帝国に飛ばされてしまったユイ。しかし、そこでも魔法公国のスパイを大量摘発したり、魔法公国と帝国の戦いに手を貸したりする。そして、最後は民主国家(!?)のキスチテレン国とクラリス王国との戦いでも謀を巡らして勝利する。両親の仇である宿敵の修正主義者も倒す。帝国のノイン王子、リアルト王、王女ミリアや奇人ウィッラなど個性豊かな人物が出てきて面白い。長々とした会話もこういう場合は読める。ノイン王子との友情がなかなかいい。これで完結だが、ユイを慕うエリーゼやセシル、ミリアたちを結局どうするんだろうね。気が揉めるところだなあ。

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著者プロフィール

医師、小説家。代表作に『やる気なし英雄譚』(KADOKAWA)、『ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ』『FGOミステリー小説アンソロジー カルデアの事件簿』(星海社)『異世界かるてっと』(アニメ設定協力)などがある。
twitter(@TT_Clarith)

「2023年 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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