- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040707150
作品紹介・あらすじ
入学早々鬱々と過ごす関口に、声を掛ける者がいた。教師も一目置く中禅寺。さらに榎木津という上級生と面識を持つと、学校生活は順調に動き出したように見えた。しかし榎木津の起こした事件に二人は巻き込まれ――?
感想・レビュー・書評
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明るい京極夏彦
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中禅寺秋彦と関口巽が一高で出会う、本家シリーズの前日譚のような話です。違和感なくて、面白く読みました。
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中禅寺・関口・榎木津、京極堂おなじみのメンバーの高校生
時代─三人が出会った頃のお話をつむごうという暴挙=冒険
に出た作品であり、ある意味最も真っ当な「二次創作」。
「富士見L文庫」に引っ張られたか、作者の元々持っている
方向性か、かなり「萌え」方向にシフトしてはいるが、あの
百鬼夜行シリーズの世界を構築することにある程度成功して
いる。少なくとも、「これはこれでありかな」と思わせる
ほどには。まぁ例によって「妖怪成分」は薄めである(笑)。 -
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百鬼夜行シリーズにハマり、シェアワールド企画とやらを知り購入。
読みやすく面白かったが、原作より優しすぎるような気も。
萌えどころは満載だが。 -
読みやすくサクッと読める
作者公認の二次創作物 -
高校時代の3人なんて薔薇十字叢書だからこそ。素直に面白かった。木場はまだ出会ってないけど藤牧先輩が!この作家さんの2作目も読みたい。
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京極夏彦、公認本。
恋愛ものと2時間ミステリーを足して割って2、という
内容でした。
事件が発覚した後は、かなりテンポよく進んでいきます。
3人のやり取りも面白かったですし
犯人の主張も分かりやすかったです。
相手の方は…まぁどうだったか、が分かりませんが
不自由ない生活してる人は、こんなものでは? -
京極堂シリーズの著者公認シェアワールド企画”薔薇十字叢書”の一冊。
一高に入学した関口が京極堂や榎木津と知り合い、事件に巻き込まれるというストーリーで、話の展開が少々都合よすぎな気はするが、彼らの学生時代を想像して楽しかった。
ただ榎木津のキャラクタはちょっとイメージがちがって違和感あり。