- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040710440
作品紹介・あらすじ
「ねぇ、ねぇ士道くん。お姉さんのどんなところが綺麗?」ハロウィンが迫る一〇月一五日。五河士道は第7の精霊、七罪と遭遇する。会話を重ね、順調に好感度を上げていた士道だが、とあるきっかけで七罪の態度が豹変し-。「あんたの人生、おしまいにしてやるんだから…!」変身能力を持つ七罪が化けた相手を当てる勝負を受けることに。容疑者は十香、折紙、琴里、四糸乃、耶倶矢、夕弦、美九、亜衣、麻衣、美衣、珠恵、殿町の一二人。『この中に、私がいる。誰が私か、当てられる?誰も、いなくなる前に』正体を隠した精霊を見つけ出すため、全員とデートして、デレさせろ!?
感想・レビュー・書評
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『デート・ア・ライブ』第8巻。
ハロウィンの季節である10月に、"魔女"の姿をした精霊が現れる。第7の精霊「七罪」、識別名<ウィッチ>。士道にとある"秘密"を知られてしまったと勘違いした七罪は、変幻自在に姿を変える天使<贋造魔女(ハニエル)>の能力で、士道を破滅させようと目論むが――――。
「七罪が誰に化けているか」を当てるゲームが描かれ、これまでにはなかった推理小説のような内容となっている。さすがに本格推理モノとはいかないが、読者自身の力で解ける筋の通った真相なのはGood。
227頁5行目の、士道が残っている容疑者の名前を挙げるシーンに凄い違和感。この時点で四糸乃って消えてるよね?そして、まだ消えてない麻衣の名前が挙がってない・・・これは著者のミスか?(まあスルーしても良いのだが。)
さて、真相を暴かれて逆切れした七罪。とんでもないことをして飛び去った彼女との物語の行方は如何に。(to be continued...)
(追伸)「奥歯を噛みしめる」使い過ぎ。もうちょっと表現のバリエーションをだな・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相手に化けて、かつ相手を変身させる能力を持つ七罪とのゲーム「自分が誰に化けているかを当てる」に挑む事になる。
士道が指名に失敗するたびに一人一人消されていくという重圧感。犯人について、手に汗握りながら読んだ。今回はとりわけ面白かった。