緑王の盾と真冬の国 (カドカワBOOKS)

著者 : ぷにちゃん

• KADOKAWA (2016年11月10日発売)

作品紹介・あらすじ

盾に転生した私が目覚めたのは、一年中雪が降りそそぐ真冬の国だった。「汚らしい盾だ」と言われ、誰にも見向きをされない私に手を伸ばしてくれたのは、心優しい第六王子で――。「ずっと、私が守ってあげるよ！」

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2023年4月15日]

他の王子にいじめられている第６王子が選んだのは、剣ではなく盾だった。盾が意識を持ってるというのが何だが変てこだが、王子と盾ハーミアの奮闘が微笑ましい物語だ。雪が降り続く世界に春をもたらすのはこの二人か。先が期待されるけど、続編あるの？

[lovenovelsさんの感想 · 2020年10月12日]

盾に転生したハーミアが出会った王子のアーク。蔑まれていたり、大事にされていなかったりするアークだけど、ひねくれたところが少しもない。なんでこんな素直に育つことが出来たの。と驚くほど。全く意志疎通が出来ずにもどかしく思っているハーミアだけど、アークのことを必死に守ろうとするのは、心から応援したいと思った。今後、２人(？)がどう変わっていくのか、楽しみ。

著者プロフィール

なろう出身作家。ビーズログ文庫『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』、ＭＦブックス『完全回避ヒーラーの軌跡』等既刊多数。

「2023年 『回復職の悪役令嬢　エピソード3 ユニーク職業〈聖女〉クエスト・上』 で使われていた紹介文から引用しています。」