異世界おもてなしご飯 ~聖女召喚と黄金プリン~ (カドカワBOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA
3.10
  • (0)
  • (2)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040724423

作品紹介・あらすじ

妹と愛犬と共に、家ごと異世界召喚されてしまった平凡OL・茜。そこで彼女は、次々やって来る珍客を料理でおもてなしするはめに! 王子に山の主、妖精まで。家庭料理で異世界住民たちを満足させられるのか――!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 妹のひよりの聖女召喚に巻き込まれて、古い日本家屋ごと異世界のお城の庭園にやってきた茜。
    お姉ちゃんのご飯が無いといられないー!というひよりに、ご飯をつくることに。
    茜の家庭料理は、いつの間にか人ならざるモノまでも虜にしていく。

    王族、妖精、精霊がフラリと家にやってきて、時にお茶を飲み、夜に飲み明かす。
    異世界で人々を助けるために奔走する妹に、自分が出来ることをと、せっせと料理に精を出す。
    茜と護衛の騎士ジェイドとの仲、ひよりとカイン王子の仲は。
    恋愛バナはいつまでも歯痒く、イマイチ盛り上がりに欠けるけど、美味しい料理と友情とお酒はピカイチ。
    お腹が空くお話し。

  • 聖女として異世界に召喚された妹と、家ごと巻き込まれた姉の茜、そんなお姉ちゃんのスローライフ&飯テロもの。
    妖精の女王がいい感じ。

  • おまけの姉である主人公は、ただひたすらに
    妹の希望に沿ってご飯を作っていく。

    プリンやらオムレツに山菜…と
    なかなかに美味しそうなものばかりです。
    聖女訓練をしているのは妹なので
    主人公はひたすらにご飯を作り
    食べる日常。
    そこに、ちょっとファンタジーな存在が
    ちらほら、とはしてますが。

    妹は、いつ旅に出て戻ってくるのか、と思ったら
    主人公は当然待機なので、さらっと終了。
    メインは食べ物、なので、当然といえば当然ですが。
    酒盛りもあって、非常に美味しそうです。

  • 姉妹の絆に泣いてしまう。ご飯の描写も美味しそうで楽しかったです!

  • 聖女として召喚された妹に巻き込まれた茜。何もできないことで居心地が悪そうだったけれど、料理をするようになってからは楽しそう。料理をしているときも、食べているときも、晩酌しているときも...。2人で来たから不安ではないのかな。と思ったけれど、やっぱり今までと違う環境で不安じゃないはずがない。というの所々で感じられる。茜とひより、それにジェイドやカイン達がそんな不安を吹き飛ばすくらい、楽しくご飯を食べているところをもっと見たくなった。

  • 聖女として召喚された妹と一緒に異世界に赴くこととなった平凡なOL茜が、妹を癒やすため、次々やってくる珍客をもてなすため家庭料理を振る舞う話

    異世界飯テロ系ラノベの一つ
    主に家庭料理を作る様子と、それを宰相や王族に振る舞う様子が描かれている。

    料理を作る過程部分が興味深く、珍客がなかなか個性的で面白かった。
    個人的には、晩酌のための肴作りと酒盛り部分はけっこう好きだな。

    姉妹愛にほっこりし
    恋愛要素はあるが、もう一歩かな

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

軽やかで読みやすい文体ながら、読者を引き込み心を揺さぶる、筆力の高い実力派女性作家。著作に『古都鎌倉、あやかし喫茶で会いましょう』(一二三書房)をはじめ、コミカライズもされた「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ(マイクロマガジン社)、「異世界おもてなしご飯」シリーズ(KADOKAWA)ほか、多数。Twitterアカウント @sinomonta

「2023年 『アラベスク後宮の和国姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

忍丸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×