ぼんくら陰陽師の鬼嫁 四 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 190
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040728575

作品紹介・あらすじ

お得意様の紹介で出張祈祷に出かけた芹たち一行。帰りに急な天荒不良にあい、やむを得ず近くのオーベルジュに一泊することに。予定外の美味しい食事付き旅行と思いきや、その宿は今まさに降霊会を行うところで――?

感想・レビュー・書評

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  • 毎回、結構ぞっとする怪異が現れるシリーズだけれど、今回は怖さひかえめ。
    母親を慕う、けなげな幼い幽霊・香月には、ほほえましさすらある。

    その分、芹の内面を掘り下げたり。
    過去のことが少しずつ明らかに。

    弱った芹に、奮闘する皇臥の、甘酸っぱい恋愛模様が強めで、ほっこり。

    双子の玄武のじゃれ合い。
    危機を察知して、素早く逃げる八城。
    式神たちにつるし上げられる皇臥。

    ほのぼのする北御門家のからみもたくさんあって、たのしい。

    香月の最後は、じーんときた。

  • だいぶお母さんとのやり取り楽しんでる
    でも芹だけにやった事じゃないとわかって寂しさも出て憑依しちゃったんだね〜
    でも小さい頃に亡くなってたらそうなるよね〜
    でもやっぱり皇臥は旦那様として陰陽師として頑張ってるなぁ〜

  • 「おかあさんがだいすき」という気持ちが痛いところに染みていく話、でした。
    しょかさんはかわいい。

  • おかあさんの存在は大きすぎて。
    特にあれぐらいの子どもにとっては世界の全てのようなものですもの。
    今回は生活の知恵陰陽術は特になかったか。
    あるものでなんとかするのは変わらないですけどね。

  • 約束を守っていた。
    純粋に考えた結果なんだろうが、誰かがもしもの危険性について教えていたら起きなかったかも。
    言いつけをしっかりと守っていたからこそ、その場に留まってしまったのだろう。

  • オーベルジュのおはなし。お義母さんは、ほんといいキャラだなぁ。

  • このシリーズ面白いなー

  • ■旅先で出逢ったのは――北御門の元門人と自称霊能者!?

    お得意様の紹介で出張祈祷に出かけた芹たち一行。帰りに急な天荒不良にあい、やむを得ず近くのオーベルジュに一泊することに。予定外の美味しい食事付き旅行と思いきや、その宿は今まさに降霊会を行うところで――?

  • 歴史ある本家は色々裏があるのは2時間ドラマとか見て入れば普通。
    最近2時間ドラマとかないか。
    最後のお姑さんのうろたえぶりがうまい感じで。

  • 泣いちゃうわ。小さい子ども絡みは泣いちゃうわ。表紙の人形は実は!な代物だったのね。あと、梅の木の話。聞いたことある。白い花だから白梅、紅い花だから紅梅とは限らないってやつ。木の色なんだよね。すっかり忘れてたけどさ(^_^;)

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著者プロフィール

王道のストーリー展開を、愛嬌あるキャラクターで軽妙に進む作風が人気を博し、数々のシリーズを立ち上げた。動物好きでエッセイなども手がける。代表作に「新米女神の勇者たち」シリーズ(KADOKAWA/富士見書房)、『三宮ワケあり不動産調査簿』(富士見L文庫)など、著書多数。

「2023年 『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 八』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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