あやかし双子のお医者さん 七 猫又と別れの挨拶 (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2019年3月15日発売)
本棚登録 : 85人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040731254
作品紹介・あらすじ
【莉莉と暮らす猫又・リヒトと“最初の主”の縁がいまだ繋がっているとわかり、異変が――?】
あやかしのお医者さんである双子・晴と嵐と、弟子の莉莉。
季節外れの雪という異変を解決した夏も終わり、莉莉の高校卒業が近づく季節。双子の事務所に、莉莉のクラスメイトの村沢から「夜な夜な現れる死んだ猫の霊」にまつわる相談が持ち込まれた。
莉莉は、村沢と死んだ猫の霊のために心を砕く。この出来事をきっかけに、しだいに莉莉と暮らす猫又・リヒトの過去が明らかになって……。莉莉にリヒトを遺してくれた祖母、そして、リヒトの最初の主との繋がりとは――? 大人気、あやかしシリーズ第7巻!
感想・レビュー・書評
-
「其の一」
どうしても伝えたい想い。
自らの意思に関係無く魔除けが出来ると悪いものからは守られるが、無意識ゆえに縁者とも会えないのは少し寂しいかもしれないな。
去り際に残した言葉に、やけに余裕を見せた双子だが本当に大丈夫なのだろうか。
「其の二」
皆の動きを止め連れ去る。
彼女が前術者を忘れ意味は同じだが、以前とは異なる新たな名を授け彼女の元に弟として生かしたのは力の件もあるが他にも理由がありそうだな。
彼女自身が自らの財力に頼れば、もっと早く辿り着く事が出来たのでは。
「其の三」
全てを知った後の出来事。
再び皆に見える様になったからこそ可能になった事もあるが、逆に存在を認知されたからこそ動きにくい事も増えてしまったのは少々問題かもな。
余りにも複雑な身内話だが、あれだけ巻き込んだのなら少しは話すべきでは。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示