平安あかしあやかし陰陽師 三 から紅の都と最後の大祓 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040733654

作品紹介・あらすじ

安倍晴明の師匠・光栄、三大怨霊に挑む!?

【京に現れた“在原業平”を名乗る法師陰陽師。三大怨霊に関わる企みに気づいた光栄は――?】

 陰陽師たちが畏れる男・賀茂光栄(かものみつよし)。彼は年齢不詳の美青年で、安倍晴明(あべのせいめい)の師でもある。
 幼なじみの歌人・藤原為頼(ふじわらのためより)や晴明とともに都に平穏を取り戻したものの、次なるあやしき影はすでに“在原業平”を名乗る法師陰陽師としてうごめいていた。
 光栄は、後の世に三大怨霊と呼ばれる“早良親王”へと手を伸ばす“業平”の企みに気づくが、為頼と天皇の妃・中宮も思いがけない事件に巻き込まれていき……?
 晴明の歴史に隠れた師匠・光栄の、語られなかった平安秘伝第3弾、これより開宴――!

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃ面白かった。
    自称在原業平が大怨霊早良親王を!!
    これは怖いですねぇ。
    いつものメンバーが雅に内裏の危機に立ち向かう。
    ラストシーンはかなりの大立ち回りで楽しい。
    そして、為頼のボケが冴え渡る。
    美しくて良い!
    もっといっぱい読みたい。

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著者プロフィール

東京都生まれ。
2017年に『週末陰陽師  とある保険営業のお祓い日報』でデビュー。
著書に『平安あかしあやかし陰陽師』、『平安後宮の薄紅姫』、『平安・陰陽うた恋ひ小町 言霊の陰陽師』、『平安後宮の洋食シェフ』、『王立魔術学院の《魔王》教官』、『晴明の事件帖 消えた帝と京の闇』など多数。


「2022年 『平安姫君の随筆がかり 二 清少納言と恋多き女房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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