辺境都市の育成者 始まりの雷姫 (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.13
  • (0)
  • (3)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040735436

作品紹介・あらすじ

冒険者として伸び悩んでいる少女・レベッカは、辺境都市の廃教会で”育成者”と呼ばれる青年と出会う。伝説級の戦士や魔術師を育ててきた彼の指導により、彼女の秘められていた魔法の才能が開花していき――!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 初めタイトルから、都市の育成者(シムシティ的な話を期待)なんて新ジャンルだなぁと思って買ったのだが、普通に辺境都市に居る冒険者の育成者だった。
    とはいえ、話はなかなか面白い。
    始まりとしては、レベッカとハルだけの絡みだけだが、そこが良い。
    誰かが感想で書いていたけど確かにハーレム要素があるのかも知れないが、(この巻では)メインの2人だけなので強い気は余りしなかった。

  • レベッカは貴族の娘だったが、発現するはずの雷魔法が使えず、疎まれ逃げて冒険者となった
    それでも元々の才能から上位冒険者へと上っていくが伸び悩む
    そんなとき伝説の育成者の噂を聞くが……という話

    タイトルから想像した育成部分は少なく、雷魔法の導きくらい
    それよりは不良冒険者との私闘とか特異種との戦闘とか戦闘多めなイメージ

    作品としては、とにかくレベッカが魅力的
    過去の経験から他人を信じきれないものの寂しがり屋
    でも負けず嫌いでどうしてもツンデレるその行動がまた楽しい
    イラストもまたよい

    個人的にはハルの過去とかエルミヤを交えてのワイガヤとかもう少し欲しかったかな
    面白かったので現時点4巻まで順次購入予定
    また同著者の皇女殿下の家庭教師現10巻も順次購入予定

    【以下再読のための備忘】
    ・ジゼルは酒癖が悪く、脱ぎ癖もある……らしい。
    ・ハル、レベッカの剣を折って泣かす
    ・パンケーキで餌付けされるレベッカ「~~♪」
    ・エルミヤは案外と寂しがり屋で甘やかすのも好き
    ・レベッカ、怒っているように装いつつ、初めてのデートに浮かれる女の子状態
    ・照れているレベッカさんが可愛過ぎるということだけです!
    ・言い訳のようでいて、本人の表情や雰囲気は砂糖まみれ。
    ・エルミヤ:「私がいない時に、私以外の女の子をお姫様抱っこするのは有罪」

    【内容:アマゾンから転記】
    最強の育成者のもとには今日も最強が集う――!

    冒険者として伸び悩んでいる少女・レベッカは、辺境都市の廃教会で”育成者”と呼ばれる青年と出会う。伝説級の戦士や魔術師を育ててきた彼の指導により、彼女の秘められていた魔法の才能が開花していき――!

  • 成長しようと思って、
    自分なりに学んで
    経験を積んで、
    それなりに少しずつ強くはなっているのだろうけど、
    何か形にならない、
    なかなか手が届かない。
    自分の目指すべき目標に手が届かない。
    そんな時に、どうその壁を突破していくのか
    何度も同じ修練を重ねていくしかないのか、
    自分なりに回っているなぁと思うときに、誰かと出会えるか。
    自分の殻を破るためだけに
    自分から出会うわけではないのだけど、
    きっかけは誰かからもらうし、
    出会う人は自分から選べないけど、
    出会った相手から何をもらうのか
    一つのきっかけで
    限界がなくなることってありますね。

  • うーむ。ストーリーは好きなんだが、レベッカに上手く感情移入ができない。ちょっとしたハーレム要素があって苦手。レベッカのツンデレが会話のテンポを落としてる気がする。イラストすこ

  • 時折ある主人公を育成する側が最強系。
    かくれハーレムでもあり。主人公はハーレム要員の側だけど。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

第3回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門<大賞>受賞作「公女殿下の家庭教師」の書籍化にてデビュー

「2023年 『公女殿下の家庭教師14 星約違いの天使』 で使われていた紹介文から引用しています。」

七野りくの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×