公女殿下の家庭教師5 雷狼の妹君と王国動乱 (ファンタジア文庫)
- KADOKAWA (2020年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040735832
作品紹介・あらすじ
夏休み後半戦。ティナたちがそれぞれの実家に帰省する中、先日の事件を受け療養中のアレンは、カレンと兄妹水入らずの穏やかな時間を過ごしていた。しかしそれは、嵐の前の静けさで――!? 王国動乱編、始動!
感想・レビュー・書評
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第二王子の動乱で怪我を負ったアレン
心配する面々も騒ぎの一段落もあり、渋々里帰り
ティナ達は北方へ、リディヤ達は南方へ
そして勃発する東都動乱
アレンと近衛でなんとか奮闘するが、兵力差はいかんともしがたく
しかし、逃げ遅れた獣人たちを救うためアレン達は死地へと赴くのだった……
第1部のようなワイガヤキャピキャピからの絶望感
ちょっとリディヤの心情に引っ張られ、ウルウルしてる
【以下再読のための備忘】
・リディヤはいきなり僕を押し倒すと、前傾姿勢。……角度的に胸元が非常にまずい。
・「それは、あいつが決めることでしょう?義姉への態度がなっていないわね」「私に、義姉は、いませんっっ!!!」「ふふ♪そう言ってられるのも、今の内だけよ」
・「……反則です。私は十五歳。もう少しで十六歳です。大人扱いを要求します!」
・どうせ買うなら、アレン様が一番褒めてくださる服を選ばないと!
・姉様が叫ばれ、直後、首から上が真っ赤に染まっていきーー「うぅぅぅぅぅ~~!!!!」と呻きながら、顔を両手で覆うとその場に蹲りました。さらに、いやいや、と首を振られています。実の姉ながら反応が、あまりにも初々しいです。
・「……アレンから、おてがみ?きたの……?……えへへ♪」
・「この前もメモ紙を読まれながら、机に突っ伏されて『……あいたいよぉ……』って」
・姉様は……『剣姫』と謳われ、誰よりも強く、気高く、凛々しく、美しかったリディヤ・リンスターは、その日、一人のか弱い少女に戻り泣き崩れました。
【内容:アマゾンから転記】
だって、兄さんは――世界で一番の私の兄さんなんだから。
夏休み後半戦。ティナたちがそれぞれの実家に帰省する中、先日の事件を受け療養中のアレンは、カレンと兄妹水入らずの穏やかな時間を過ごしていた。しかしそれは、嵐の前の静けさで――!? 王国動乱編、始動!詳細をみるコメント0件をすべて表示