榮国物語 春華とりかえ抄 七 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040737218

作品紹介・あらすじ

ーー【待望の最終巻!】ーー

 女と知られ、海宝から愛の告白をされた春蘭。戸惑って何も答えられない彼女は、仕事に没頭して平常心を保とうとする。
 一方、莉珠の母・丹霞が待望の懐妊。後見人である海宝は盤石の地位を得たと思われた。
 しかし、追い詰められた白水の暗躍で、海宝は都から離れることに。重ねて双子のとりかえの嘘が世間に暴露され、さらに春雷は懐妊中の丹霞暗殺未遂で投獄――!?
 つにに訪れる入れ替わりの秘密が裁かれる日。双子の運命の行く末は……。大人気・男女逆転中華風ファンタジー、感動の最終巻!

ーー【人物紹介】ーー
◆青春蘭(せい しゅんらん)
宰相秘書官
双子の片割れ。男装し官僚として宮廷に勤める。

◆天海宝(てん かいほう)
榮国宰相
春蘭の上司。前王朝の皇族でもある。

◆青春雷(せい しゅんらい)
皇女の侍女
双子の片割れ。女装し後宮に皇女に仕える。

◆蘇莉珠(そ りじゅ)
榮国皇女
春雷の主であり、現皇帝の第一子。

◆楊秋明(よう しゅうめい)
宦官
双子のとりかえを手伝った人物。あらゆる情報に精通する。

◆王紫峰(おう しほう)
刑部の官僚
春蘭と海宝の友人。司法を司る刑部に勤める。

◆華杏子(か きょうし)
皇女の侍女
春雷と同じく皇女に仕える。

◆孟梅香(もう ばいこう)
孟家の令嬢
海宝の又従妹であり、春蘭の友人。

◆趙景翔(ちょう けいしょう)
枢密使
海宝の元部下。現在は軍事を司る。

◆董白水(とう はくすい)
三司使
白面愁眉の貴公子。謎めいた知性と美貌を持つ。

◆李子君(り しくん)
三司の官僚
敵陣営の人物だが、たびたび双子に手を貸す。

◆羅玄瑞(ら げんずい)
御史台の官僚
皇后の弟。何度も海宝と対立した過去がある。

感想・レビュー・書評

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  • もう新刊出ないと思って数年…
    完結してくれてよかったとまず言いたい。

    最後無理矢理終わらせるかどうなるかなと気になっていたけど、
    丁寧に書かれていてよかった。
    著者も色々思い悩んだんだろうなと思いつつ、
    各々キャラクター意外と覚えてる自分に安心しつつ
    読了できました。

    また新しい作品を出してくれたら嬉しい。

  • 完結!
    結末としては大団円、ハッピーエンド。

    性別を偽っていました!というお話、なんやかんやで不問になったようだけども、女性が男性のふりして官吏として働くことより、男性が女性のふりして後宮で働くことの方が、いろいろと現実的な問題がありそうだ…。

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著者プロフィール

第26回冬期ファンタジア大賞で銀賞を受賞。『女装王子の深遠にして優雅なたくらみ』(富士見L文庫)でデビュー。とうとう最終巻となる七巻が発売となりました。応援いただき本当にありがとうございます。

「2022年 『榮国物語 春華とりかえ抄 七』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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