王都の外れの錬金術師 ~ハズレ職業だったので、のんびりお店経営します~ (カドカワBOOKS)
- KADOKAWA (2021年2月10日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040739700
作品紹介・あらすじ
魔導師の家系なのに、ハズレ職の錬金術師と判定されたデイジー。が、希少な「鑑定」持ちの彼女にとって、実は天職だった! 職人顔負けの高品質ポーションを量産する腕前は、国の技術を軽く凌駕していて……!?
感想・レビュー・書評
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5歳の洗礼式で、望んでいた魔導士ではなく錬金術師になることを神から伝えられたデイジーは悲嘆にくれるが、温かい貴族の父母の励ましで錬金術師になる努力を決心する。鑑定のスキルを持っていることも加勢して、この後があれよあれよとデイジーは錬金術師の力量を身に着けていく。薬草の畑を作り、魔法の薬やふわふわパンを次々に開発していく。緑の精霊たちやその王、聖獣の加護を受け、王様の信頼も得、仲間もどんどん増やしていく。9歳にして、錬金術の店のアトリエを開く準備も整ってしまう。家族や仲間とも愛情あふれる関係を作っている。うわあ、なんでもかんでも上手くいきすぎだけど、デイジーはたくさんの人々を助け幸せにしているし、これからも大活躍しそうだよ。こんな幸せな物語もいいもんだよ。実は、デイジーは不幸なうちに15歳で死んだ女の子の生まれ変わり。その対比の大きさ、凄いねえ。
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