死の森の魔女は愛を知らない 2 (富士見L文庫)

著者 : 浅名ゆうな

• KADOKAWA (2021年10月15日発売)

作品紹介・あらすじ

「死の森の魔女」ことリコリスのもとに、美しい少女が訪れる。けれど彼女はとんでもないやっかいごとを抱えていた。さらに宿敵レナルドと再会したリコリスは、彼の依頼で「人が消える」鉱山の調査をすることに――。

感想・レビュー・書評

[ゆふぃさんの感想 · 2022年1月23日]

リコリス、へにゃへにゃな様で、大事なところはブレない。
お人好しで危なっかしい彼女の周りにはややこしい人ばかりで面白い。

[郭公さんの感想 · 2021年10月18日]

リコリスはヤンデレ（?）収集器かなんかなんですかね…。
周りの（非）人間が彼女に向ける情って多分愛情だとは思うんですけど、歪みっぷりが凄い。
前巻ではレナルドの歪みが目立ったけど、今巻読むと寧ろ彼は変に取り繕わないだけまだまとも（？）なのかも…と思ったり…いやそんなことないか…？
共依存の男女は割と好物ではあるけど、そこで流されていかないリコリスの清々しさに救われる気もします。
タイトル回収も良きでした。

著者プロフィール

『男装少女は騎士を目指す！』(KADOKAWA)にてデビュー。

「2020年 『今日から、契約家族はじめます』 で使われていた紹介文から引用しています。」