完璧な俺の青春ラブコメ 1.ぼっち少女の救い方 (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 43
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040748849

作品紹介・あらすじ

成績・運動はトップ。陰キャでも陽キャでもなく孤高でも孤独でもない憧れのカリスマイケメン・五代涼真。誰とも深く干渉せず、個として完成された存在――完璧を目指す彼はしかし困っている人を放っておけなくて!?

感想・レビュー・書評

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  • 堅物委員長がここまで変わるとは…。涼真恐るべし。

    描写が涼真の一人称で、完璧であろうとする思いや、ちゃんと動揺しているところもあるから、人間味が感じられて良い。

    次の巻が出るとしたら、愛衣梨について掘り下げて行くのかな?

  • 父親に似て、困った人を助けずにはいられないカリスマイケメン・五代涼真が、真面目が服を着た性格が幸いしてクラスで孤立気味な木下みなみを救うお話。
    涼真の手助けを通じ、友人づくりなど、みなみが自らぐんぐん魅力的に変化する様子が微笑ましい、良きお話。
    涼真の手助けにおけるポリシーもかなりはっきりしていて良かったです。
    全体的に少女漫画を男性サイドから描いた感じの作品ですが、木下みなみサイドから見た話を入れて、少女漫画に近づけるのも良かったのではないかと。

  • 何事にも完璧であろうと努力するイケメン主人公の五代涼真が、真面目で融通が利かず孤立気味の風紀委員・木下みなみを助けたことから始まる学園青春物語。これは傑作。涼真が単純にみなみを救うということはなく、あくまで「手を貸す」スタンスで寄り添う姿は惚れ惚れとするし、そんな彼の薫陶を受けて自分の本心に向き合い、少しずつ変わっていくみなみが実に愛らしく感じました。プロローグとエピローグでここまで変わってしまうヒロインも珍しいのでは。さて、本作品にはもう一人ヒロイン亜衣梨が密接に関わりますが、過去に涼真と何があったのかも気になるところ。今後の展開が実に楽しみです。

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著者プロフィール

藍藤 唯:ライトノベル作家。これまでの作品に「グリモワール×リバース」、「おっさん、不労所得で帝国を導く」など。

「2021年 『たとえば俺が、チャンピオンから王女のヒモにジョブチェンジしたとして。3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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