経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その7 (ファンタジア文庫)
- KADOKAWA (2023年9月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040750118
作品紹介・あらすじ
俺だって男だ!自慢の彼女だっている。だから……や、やりたい。やりたい! でも、 タイミングを失ってしまって……。「キミゼ ロ」7巻はリュートが高校時代のアレコレを 思い出す、悩む、語る! 悶絶の一冊。
感想・レビュー・書評
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【読書メモ】
過去の月愛・龍斗の回想をはさみつつ、二人のドタバタデートとかイチャイチャラブラブなどなど今回もニヤニヤ楽しい
二人以外の5人(7人?)も動向も含めての展開は興味深いし、今後も期待
ただ、残念ながら回想等を挟めすぎで話が進まず
回想のせいで話の流れ自体も悪くなってるし
いくつかも短編的に番外編でもよかったかも
黒瀬のエピソードももう少しスッキリでよかったかな……
山名関係がやや不穏も、月愛・龍斗のラブラブはおじゃま虫とか出ずに安定なのは安心して読めてよい
【以下再読のための備忘】
・考えすぎて月愛に手を出せなくなってる龍斗(笑)
・「人はそれを『愛』などと称するのではあるまいか?」
・「『人を信じる』ってことは……『この人だったら裏切られてもいい』って覚悟を決めることだと思う」
・苺あ~んの月愛イラストが可愛い
・ボッチ陰キャに結界が張られている(笑)カフェテリア
・「……それを、人は『後悔』と言うのでは?」
・「うん......。確かに、恋人ならこうするものとか、こうするべき、とか······世間の誰かが言い出した『普通』からは…………俺たちの関係って、ちょっと外れてるのかもしれない」「でも、俺は俺たちの世界で一つだけの月愛と俺の『本物の好き』が見つかればいいと思ってるから......」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前巻は、ほぼ未来ぶっ飛びでえええ???と思ったけど、今回はそれをしっかり回収してくるような素晴らしい出来でした。
なるほど、こういう見せ方もあるのか、と
今回は、『リュート』と『月愛』だけでなく、周りの『海愛』をはじめ、周りの仲間もスポットがあてられ、でもしっかり深掘りされて大満足
ついに2人は沖縄旅行、江ノ島の雪辱となるか?童貞妖怪リュートの運命やいかに