旺華国後宮の薬師 7 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040750361

作品紹介・あらすじ

ついに立后直前。
街は皇帝朱心の帝位継承を祝う『龍恵祭』の準備で賑わっていた。
――が、

「選べ。皇后か、薬師の道か」

英鈴は、夢を諦め皇后になるか、後宮を出て薬師の道に進むか、究極の選択を迫られてしまう。
そんな中、『龍恵祭』の準備で妃嬪らの揉め事に巻き込まれたり、薬師として対処が必要な問題が起こったりする。
二つの面を通して、英鈴が気付いたこととは――?

「私は、旺華国後宮の薬師だから」

英鈴が選んだ未来、そして渾身の『不苦の良薬』をご覧あれ。
歴史に名を刻む薬妃伝、堂々完結!

感想・レビュー・書評

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  • 皇后か薬師かを選べと言われ、悩む英鈴。そして、出た答えとは…

    かなり過酷な二択でしたが、それを考え抜いて全てを手に入れた英鈴の英断にホッとしました。
    ドロドロしてた後宮も、一致団結して不苦の良薬に力を貸した妃達も素晴らしかったです。

  • 完結!大団円です。
    英鈴は、生来人たらしなタイプではなく、たくさん悩んでつまづいて、それでも何度も立ち上がっては周りに手を差し伸べる、とても泥臭いタイプ。ハラハラする場面も多く、頼りなく感じるところもあったけど、失敗をバネにしてどんどん成長していく彼女はとても魅力的でした。
    朱心は、もどかしくなるほど公私をはっきりわけていて、ヒロインを甘やかさない。そういうプロ意識の高いところがとても好き。

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