- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040822174
作品紹介・あらすじ
あの「民主主義の優等生」は、どこで道を踏み外したのか? 戦後、理想を追求し、いまや世界の盟主の一国ともなったドイツ。しかしその内実は……。総選挙の与党敗北からSNS規制法まで、これがドイツの真実。
感想・レビュー・書評
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著者は日本人のドイツコンプレックスを煽ることから学者から批判されているが、その理由がよく分かった。学術的な知見を身につける時はやっぱり専門家の著書を読んだ方がいいなあ、、もちろんこういった個人の経験に基づく視点も大事だけど、アカデミックな議論の場では結局役に立たない。
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h10-図書館2018.6.26 期限7/10 読了6/26 返却6/27
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ツイッターなどの断片的な情報でドイツにまるで理想郷のようなイメージを抱きがちなので、著書の本を読むとハッとさせられる気持ち。
日頃からドイツの政治について勉強してる人は別として、メルケル首相が如何にして今の位置に登りつめたかなんて知らずにニュースを見てたもの。
ドイツと中国の蜜月関係も全く知らなかったので目から鱗。ドイツ人と中国人は実は本質が似ているという指摘も、ドイツに30年以上住んでいる著書だから出来る内容だと思う。
EUにおけるドイツの立ち位置も、新聞読んでるだけじゃ読み取れない。
過去作などタイトルが大袈裟で敬遠されがちでは?と勝手に心配しているけれど、その国で暮らす民間の一般の人(と言っていいのか分からないけれど)だからこその肌身で感じるものを教えてくれる。 -
短期的だが欧州情勢は独でかなりカバーでき助かる
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東2法経図・6F開架:302.34A/Ka92s//K
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明日、新しい時代である「令和」を迎えるにあたり、部屋の片隅に読みかけとして置かれていた本を一斉に整理することにしました。恐らく読み終えたら、面白いポイントが多く見つかると思いますが、現在読んでいる本も多くある中で、このような決断を致しました。
星一つとしているのは、私が読了できなかったという目印であり、内容とは関係ないことをお断りしておきます。令和のどこかで再会できることを祈念しつつ、この本を登録させていただきます。
平成31年4月30日(平成大晦日)作成 -
欧州のことがどんだけ耳に入ってないか。
ドイツとシナがそんなにつながっているのも知らなかったし、似てるところがあるとも知らなかった。
理想主義は日本より面倒くさいし、一方で現実主義で。マスコミも日本と大して変わらんと言うか。
向こうもアジアのことをよく知らんだろうが、もうちょっと勉強せなあかんな。 -
KE1a
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著者の本は、ドイツ人の国民性を踏まえ、ここ十年くらいの欧州の現状を掘り下げて、わかりやすい。
メルケルは欧州の希望から必然的に欧州の失望となったが、問題は(メルケルも含め)欧州各国の(というか全世界的に)首脳がポピュリスト揃いで、長期的な展望を持っていないことだ。 -
メルケルの時代が終わろうとしている。
日本の政治家の層の薄さを感じた。