都市伝説の女 1 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002933

作品紹介・あらすじ

警視庁捜査一課、丹内班に配属されてきた新米刑事・月子は最新ファッションを着こなす抜群のスタイルと美貌を持ちながら、実は究極の都市伝説オタク!あらゆる未解決事件を都市伝説に結びつけ、都市伝説を証明するべく事件の謎を解いていく。月子に一目惚れするイケメン鑑識官の勝浦、最近勘がズレてきた"元"名刑事の丹内ら、クセモノたちと繰り広げる"ちょい変"コメディー・ミステリー。話題の連続ドラマをノベライズ。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「都市伝説の女」3

    著者 後藤法子
    出版 角川文庫

    p143より引用
    “「有名なところでは、芥川龍之介が晩年、
    もう一人の自分を見た可能性があると言われ
    ています。ご存じの通り、彼は自分で命を断
    ちました」”

    目次から抜粋引用
    “平将門公首塚の祟り!?
     呪いのホープダイヤ
     もう一人の自分
     高尾山天狗伝説
     丹内少年と曲がるスプーン”

     都市伝説に並々ならぬ興味を持つ女刑事を
    主人公とした、連作短編ミステリー。
    2012年放送、同名テレビドラマ小説版。
     寄る年波に勝てず、手のひらに乗せた大量
    の薬を飲もうとする刑事・丹内。そこに不似
    合いな若い女性がきて…。

     上記の引用は、ドッペルゲンガーについて
    書かれた話での主人公の一言。
    自分そっくりの相手にいつも見られるような
    事が起こり始めたら、少々頭がおかしくなっ
    ても仕方ないような気がします。脳疾患が原
    因である可能性についても書かれていて、そ
    れが一番分かりやすい原因かもしれませんね。
    身内が病気で強い痛み止めを使用していたと
    き、不思議な話をしていたのを覚えています。
     古くからよく語られている都市伝説が多く、
    見聞きしたことがある人も多いのではないで
    しょうか。そのため、楽しく読める人の数も
    少なくなさそうです。テレビで見ると音楽が
    うるさいと感じるような人は、こちらで楽し
    むのが良いかと思います。

    ーーーーー

  • 20130904

  • たんない君だ

  • 都市伝説を交えた(?)ミステリー。
    ドラマでも見てみたい作品です。

  • 長澤まさみ主演ドラマのノベライズ。
    ドラマにハマった娘が購入したのを借りて読みました。
    観たドラマのノベライズなので“復習”的な感じで軽く読めました。
    が、ミステリ?としては・・・ドラマ未見の人には少々物足りないかも知れません。
    巻末のスピンオフ的なオリジナルストーリーは秀逸だと思いましたが・・・

  • 都市伝説という縦軸があるので、ブレずまとまっている一冊。可もなく不可もなくといった感じ。

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著者プロフィール

ごとう・のりこ●脚本家。主な作品に「銭の戦争」「チーム・バチスタ」シリーズ、映画『神様のカルテ』シリーズなど。

「2017年 『嘘の戦争 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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