少年陰陽師 ひらめく欠片に希え (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041003688
作品紹介・あらすじ
時は平安。安倍晴明の末の孫、昌浩がもっくんと勾陣と共に播磨に残り、神祓衆のもとで修行をはじめて三年近く。ある日、颯峰が成親からの文を携えてやってくる。不穏な内容で帰京を促すその文に、急遽邸に戻った昌浩。しかし彼を待ち受けていたのは、稀代の大陰陽師、安倍晴明と全面対立する、安倍吉昌をはじめとした陰陽寮だった!!安倍晴明対安倍昌浩、戦いの火蓋が切って落とされる-新章"尸櫻編"開幕。
感想・レビュー・書評
-
俺が護るという約束を、互いに幼かった遠い日に、確かにくれたひとだった。p137
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前の巻から3年ほど経過して、色々と成長した昌浩。
初めてときめいたかもしれない(笑)
他の面々もそれぞれいろいろ。
第八章『尸櫻(シオウ)編』開始。続き楽しみ。 -
昌浩の成長にびっくり
-
尸櫻編①
-
記録。
-
帰宅しろ、との文により帰宅したら
職場は『打倒清明』になっていた。
思わせぶりな台詞、思わせぶりな態度。
一体じぃ様との間に何が!? と思ったら…な今回。
騙されたというべきか、突っ込むべき内容なのか。
ほのぼの内容だな、と思ったら、最期の最後で…でした。
いや、途中にフラグはありましたけど。
最後と言えば、あの選択は…きつい。
うっかりこちらまで、ぎゅっとなってしまいました。
今回これだけの状態が、次回の何に繋がるのか。
そもそも最後の一文が、こう…問題ありです。
本当にそうなるのか、もしかしてもう…なのか。
とりあえず、大人げないじぃ様は素敵です。 -
【図書館本】シリーズ37作目、尸櫻編1/5。
裏表紙のあらすじから晴明と全面対決? 不穏!! とか思ってたけど、もったりほのぼのストーリーで安心した。
最後の最後で爆弾投下されたけど、自分は晴明を信じているから!!
それにしても昌浩の成長振りに驚いている。兄よりも父よりもとっしー殿よりも大きくなったのか……。可愛かった子が格好いい大人になっていく。感慨深い。 -
「敵は、安倍晴明」か。いろんな意味で。あ、成長した昌浩と思ったら、いきなりの孫言うな。先に「夢見ていられる頃を過ぎ」読んでおいてよかったなぁ。内親王の見た夢がここに。まさに先物買い。ラスト、すごく不穏な感じ。
-
藤花はそれでいいんだなあ…
しかし、孫はいずれ子孫を残さなくちゃいけないんじゃないのかなあ
生きるというのは切ないなあ
だからこそ生ききらないと