富士見二丁目交響楽団 下 富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 (角川ルビー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041004999
作品紹介・あらすじ
所属事務所SMEの嫌がらせによる裁判騒動で勾留中の圭に、心強い味方が現れた。留学中の圭の妹・小夜子だ。彼女はSMEの副社長を味方に引き入れ、社長の失墜を企てる。一方、日本ではついに念願のフジミ音楽ホールが完成。生徒たちもそれぞれに成長を遂げ、勇気を貰った悠季は圭の力になるべくNYへ向かう。多くの仲間たちの応援を得て迎えた裁判は、意外な結末に。そして帰国した二人には、温かいホーム「フジミ」が待っていて…。ロングシリーズ、ついに感動の終幕。
感想・レビュー・書評
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ついに、というのか、シリーズの最終です。
なんだか最後は駆け足になっていたようですが、外伝で、また、富士見のみんなに会えるのが楽しみになるような巻でした。 -
もう終わらないかと思っていたけれど、無事終わって良かったです。でもちょっとやっつけ仕事気味なのは、外伝でカバーするということなのでしょうか?外伝が楽しみです。
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完結。とりあえず、いろんなところをはしょって終わらせました、みたいな文章で、いまいち。長い長いシリーズだったので、無事に終わっているのが読めてよかった。
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シリーズ完結編。
音壺で最大の醜態を曝したものの、周囲が暖かく見守っていてくれてることを知る悠季。
自宅近くで記者から付け回されるアクシデントの最中に指を捻挫するものの大事には至らず、しかし新たにマネージャーを雇うことに。
ニューヨークに行き、圭と再会出来て心を落ち着けて帰国することが出来…。
バタバタした割にはあっさり終焉を迎えた冤罪事件。まあサスペンス物じゃないからお金や人脈など巧妙な手口で形勢逆転出来たという話なんだろうけれど。
圭があっさり帰国して富士見ホールのこけら落としまでサクサク進んで物足りなかった。
あと1冊分くらい長くても良かったような。
悠季は今回のことで自分を見つめ直すいい経験になったみたいだし、曲に対する姿勢もまず 自分が自分を好きになること、認めること、ということから演奏に対する考え方も一皮剥けたみたいです。
2012年の備忘録で40になった悠季と圭の活躍が書いてあって、これはこれでまた話が読みたいと思いました。
完結という文字に涙がじわりと出ちゃった。成長を見守ってきた感慨深さみたいな感じ。終わりかと思うと寂しい…。
20年の連載を私は足掛け3ヵ月で駆け抜けたのたけど思いっきり富士見=クラシックに浸れて満足です。
もう読めなくなるのは寂しいなぁ。
後藤先生の絵は結局馴染めないままだった。富士見はやっぱり西炯子のイメージ。後藤先生の絵は軽すぎる…。それだけが残念…。 -
あっと言う間に冤罪事件解決!!
圭の実家、由緒正しい『桐ノ院家』の力か!!
なので悠季は蚊帳の外
最後大団円なのはお約束だけど
正直今回の話は中途半端で話の内容が駆け足ぽかった
最初の頃の富士見はもう少し丁寧な話の作りだったのに
最後、冤罪事件のスキャンダルを扱うのならあっさりアサリ汁でなく
もう少し丁寧に解決編を書いてもよかったと思う。残念。 -
ようやく完結しましたね。ラストは少々駆け足でしたが、おおむね大団円というところでしょうか。
なんにしても、おつかれ様でしたということで。 -
さすが崖っぷちに強いこのカップル!
やっぱり、なるほどねの展開で大団円へ。外伝あるらしいから、もう少し富士見の世界を愉しめる。正直嬉しい。外伝でもスピンオフでも、この先たまには書いて欲しいなあ。
いったい何年の付き合いだっけ?一度も飽きなかったのよね。それどころか各巻2回以上読んだし。結婚して忙しさに忘れてたクラシックの楽しみを再び取り戻せたのは富士見シリーズのおかげ。
秋月先生、ありがとうです。m(_"_)m -
めでたく終了。しかし、盛り上がり的には悠季のコンクール優勝が一番だった。みんなでリサイタルとかの終了も見たかった。
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感無量。私の青春でした。ありがとう。