キマイラ (7) 涅槃変 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014103

作品紹介・あらすじ

キマイラとは人間が捨ててきたあらゆる可能性の源。雲斎に相見えた玄造によって、キマイラの謎の一端が語られる。一方、対峙する大鳳と久鬼。闘いをためらう大鳳に、久鬼は闘う理由を作ったと告げるが――。

感想・レビュー・書評

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  • 2019.5.2(木)¥180(-20%)+税。
    2019.6.3(月)。

  •  幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げる伝奇アクション第7弾。

     多彩な登場人物たちが様々な場面で巡り合い、物語の世界がさらに広がっていく展開はこの巻も健在。

     キマイラの謎が少しずつ解明することでさらに新たな謎が深まっていくところも読みごたえがあります。

     愛すべき男、九十九と深雪の関係も気になる第7巻でした。

  • 間違って先に8巻を読んでしまっていたので若干ネタバレっぽい状態からの読み始め。
    九鬼と大鳳の関係性が良かった。相反する立場なのだけど、お互いが唯一だとも思っていて、みたいな。どうやら九鬼もすべてを掌握している訳ではないということが明らかになってきたので、そのうち共闘する場面なんかも出てくるんじゃなかろうか。ちょっとTOAのルークとアッシュ的な感じ?先が楽しみ。 

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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