- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015889
作品紹介・あらすじ
彼女いない歴=年齢、高校1年生の龍樹は、保健室で出会った女の子の「くちゅんっ」というくしゃみに恋をした。そんなに可愛いなんて、反則だろ。龍樹から告白された森せつなは、ちょっと不安になる。「本物のわたしを知ったら彼は幻滅するかも」。つきあい始めた二人、些細な行き違い。しかしのびのびと育った龍樹に触れ、頑ななせつなの心が次第にやわらいでゆく-。爽やかな初恋、駆け抜ける青春。永遠のラブストーリー。
感想・レビュー・書評
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自分の気持ちをまっすぐに伝えるって大切だと思う。
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なんだかすごくよかった。
高校生らしいきゅんとする恋。
性格も家庭環境も違う2人が恋する姿が微笑ましい。 -
主人公の古賀龍樹は彼女いない歴が年齢の高校1年生。ジャズピアニストのかっこいいお父さんと雑誌編集者のお母さんは今もラブラブで、暖かい家庭に暮らす男の子。ある日、保健室で寝ていた女の子の「くちゅんっ」というくしゃみで初恋をします。「くちゅんっ」の子は森せつな。完全に冷え切った夫婦仲で喧嘩が絶えない家庭で暮らす、龍樹とは対照的な女の子。その二人の初々しい恋愛の物語です。
語り手が交互に変わり、二人の気持ちが良くわかり、キュンキュンします。二人がお互いに好きという気持ちに気がつき、付き合うことになった後も物語が続き、お互いの気持ちが本当に通じ合うまでの、爽やかなお話です。 -
読む順番まちがえたー!
甘酸っぺー! -
高校生のお付き合い。読みながら、はるか昔の自分と重ね合わせてみる。そうそう、俺もそうだったとニヤッとしたり、未経験なことに、へえーと驚いたり…。青春とは、かくも甘酸っぱいものかと改めて感じてしまった。
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「彼女いない歴=年齢、高校1年生の龍樹は、保健室で出会った女の子の「くちゅんっ」というくしゃみに恋をした。そんなに可愛いなんて、反則だろ。龍樹から告白された森せつなは、ちょっと不安になる。「本物のわたしを知ったら彼は幻滅するかも」。つきあい始めた二人、些細な行き違い。しかしのびのびと育った龍樹に触れ、頑ななせつなの心が次第にやわらいでゆく-。爽やかな初恋、駆け抜ける青春。永遠のラブストーリー。」
『ぼくの嘘』 は続編。 -
『ぼくの嘘』を読もうかと手にしたら、こちらを先に読むべきとあったので探して読んでみた。背伸びの無い作品だった。連作の順序指定、どういう意味があるのかが少し楽しみ。
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微笑ましい!
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読みやすかった
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読みやすかった
姉妹編の『ぼくの嘘』も読んでみたい -
高校生の古賀龍騎と森せつなの恋愛
古賀くんの両親は仲が良すぎて恥ずかしくなるくらい、そして古賀くんにも優しい
一方、森さんの方は両親の仲が悪く、父は愛人がいるし母はそれを知っていて嫌悪しているが、離婚したら今の生活ができなくなるので離婚はしない
そして離婚をしない理由に自分も挙げられて不快に思っていると
部活のサッカー中に擦りむいたので保健室に行った古賀くんは、眠っていた森さんに一目惚れしてしまう
恵まれた家庭環境でまっすぐに明るく育った古賀くんと、家庭環境を恨む森さんの恋愛模様や如何になお話
おっさんにとって、こんな恋愛模様を見せられると胸のあたりがギュンギュンしてしまって心臓に悪い
いやぁ~、若い 若いねぇ~~
古賀くんを見てるととても恥ずかしくなるくらいにまっすぐ
笹川くんもなかなかではあるけれどもね
彼は彼で家庭環境に難ありなので、古賀くんほどまっすぐではない
ってか、シリーズ2作目を先に読んでしまっているので
途中で「笹川ぁーー」と思うところがいくつもある
やはり、これは順番通りに読むべき本だよな
まぁ、知っていて読むとそれはそれで「伏線はここか!」というのが知れていいんだけどね
2作目では森さんは明るくて可愛らしい子の印象だったけど、こんな環境だったのねぇとも思う
笹川ルートは元から存在しなかったというのもわかるんだけど
森さんと笹川くんも悪くはないと思うんだよなー
でもまぁ、笹川くんは森さんの闇の部分を引き出したり開放してあげたりというのはできないと思うので、やはり古賀くんで正解なんだろうね -
終始ドキドキが止まらなかった。
主人公を応援したくなるような本で、本当にこんな恋が出来るのかと本格的な恋をしたことが無い私には分からなかったですが、良いお話でした -
保健室での出会いっていうのがベタだけどいいな~と思いました。若いからこそいっぱい悩んだり考えたり葛藤したり、そんな中でも誰かの存在があって少しずつ変わっていく、変えられていく。藤野さんのお話は人が変わる瞬間を見せてくれるので好きです。
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メロンソーダのように淡く甘い作品。
森せつなの家庭、考え方に多々自分とダブる所がありつよく共感出来た。 -
青春