年間2万人が訪れるER(救急)医が教える医者でも間違える病気・ケガ・薬の新常識

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 41
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019207

感想・レビュー・書評

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  •  少し変わったところのある先生だが書かれている内容はとても分かりやすく参考になる。若干飛び出ているのが玉にきずだけど・・・


  • 読みやすそうなので読んでみた。

    新常識!ってほどの目新しさは特に感じなかったが、平易な言葉で、日頃皆が疑問に思うような病気や怪我に関わることを説明していた。風邪なのに抗生剤を使わない理由や、危険な頭痛や腹痛の例、薬の悪い飲み合わせの例やその機序など。

    医学をちょっと齧ってる身としては、読んでいると「あ!これ進研ゼミでやったやつだ!!」的な快感があって楽しかった。ただ、結構小難しいことまで解説しているため、医学的な知識に今まで全く触れてこなかった人には読みづらく感じそう。

    良い病院や医者の選び方の章では、筆者の医者としての本音も交えつつ、色んな観点から説明していて、興味深かった。参考にしようと思う。医者の喜ばせ方をタイプ別に解説してるのは笑ってしまった。

  • 各テーマが数ページで簡潔にまとめられていて、病気、ケガ、薬について何に気をつけたらいいのかを分かりやすく伝えてくれる良書だと感じました。

    日々遭遇するワンシーンで気をつけなければいけないこと、やっていいこといけないことなどがテンポよく述べられているので、負担なく読み進められます。

    ただし、タイトルは少々ズレの印象を抱きました。個人的には「なるほど!病気、ケガ、薬の新常識」といった感じでしょうか、かなり患者側、非医療者側にスポットした内容だったと思います。医師が普段感じる診断の難しさなどにも触れられますし、そういう点では患者としての「視野が広がる」一冊だったと思います。

    また、読んだまさにその日から気をつけられるポイントも多くあり、患者としてもっと積極的に医療に関わりたい方、将来の医療従事者として医療を学びたい方などにもピッタリの内容だと思います。

  • 平易な言葉でさまざまな症状での適切な対処方法を教えてくれます。最後のよい医者の見分け方はとても参考になりました。

  • 救急名人が放つ、一般人向け解説書。見逃してはならないサインなどが、平易な言葉で分かりやすく説明されている。医者のかかり方についても触れられていて、概ね親切な手引書だと思いました。

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著者プロフィール

福井大学医学部附属病院救急科総合診療部教授

「2023年 『新装改訂版 もう困らない 救急・当直 [電子版付]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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