CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ （3） (角川スニーカー文庫)

著者 : 玩具堂

• KADOKAWA/角川書店 (2015年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「わたしの娘を引き取りに来たわ！」ハルハの“本当の”母親を名乗る少女・日下秋理。秋理の登場で、遊と美遙と冬風との関係が更に複雑に!!　おまけに、秋理は人類全てを巻き込む壮大な秘密を遊に打ち明けて!?

感想・レビュー・書評

[あいであさんの感想 · 2015年7月30日]

　『2015年　7月　1日　初版　発行』版、読了。


　シリーズ完結編の最終巻です。「え？　これでおしまい!?」と、巻末のあとがきを読みまして、驚きました。

　でも、どうやらこれでおしまいのようです。

　気分的には、これからいろいろな謎とか結末に向かって、いくつもの波乱で怒涛な展開が…なんていうのもなく。

　…なんだこの「打ち切り」にでもあったような消化不良は……なんてのが読後に感じた心境でした。


　いろいろと見どころはありましたし、なんといっても「……遊がお世話になったそうね」はカッコ良すぎｗｗ　レンさんマジカッケーっすよ！！ｗｗ


　次回作は未定だそうですが…いや、できればこの「CtG」シリーズの続編でもいいんですよ？　…とか、「あれ？　子羊シリーズは？？？」とか思ったり。

　個人的にこの作者さんは「文章表現のおもしろさをよくわかってらっしゃる！」と、思っているだけに、楽しみにしております。


　それにしても…3巻で終了はちょっと寂しかったです。