全国怪談 オトリヨセ 恐怖大物産展 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 66
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033784

作品紹介・あらすじ

北海道を学生仲間が旅した際、トンネル内で友人が叫んだ言葉の意味。沖縄で生まれ育った祖父の法要中に起きた怪異を収束させた物。全国47都道府県で収穫した怪談実話を産地直送でお届けする、世にも奇妙な見本市!

感想・レビュー・書評

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  • 怪奇現象から逃れられる県なんてなかった。

    自分の住んでいる県はたわけが怖いめに遭った話だった。
    たわけは一生治らんのかな。

    前作があるようだからそれも読みたい

    話の最後にある場所や風習の解説が凄く興味深い

  • 都道府県毎に一話の怪談。
    コンセプトが明確で読みやすい。

  •  都道府県ごとに一つずつ怪談が綴られており、短いのと長いのがあって、自分の地域が短かったらがっかりしないだろうか。新潟はどうかなと思ったらまあまあの分量だった。作者さんが東北在住のせいか九州など西日本は短めであった。

     子どもを寝かしつけた後読んでいて、子どもに背中を向けていたら、とても怖くなってきて、どんなことでも起こりうるような気持ちになってきて、今背後で寝息を立てている子どもが別のものになっていたらどうしようと思うと怖くて振り返ることができなくなった。

     また、夜中ランニングをするのだが、ある時道に迷ってうろうろしていたらお墓に出てしまいとても怖かった。この本を読んで怖くなってまたお墓に出たらどうしようと思うと恐ろしくて、走りに出かけられなくなった。

     昼間読んでいたら、夜ほど怖くなかった。

  • 怪談後に一口インフォがあり各地の心霊スポットや用語などが知れてお得。
    バリエーション豊かな怪談集。
    これの前の作品、読んでないので探してみようっと。

  • 怪談オトリヨセ2弾目。
    前作同様、怪異と土地が結びついて生み出される怖さ。読んだ後におもわず、その土地について調べこんでしまう。

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著者プロフィール

黒木あるじ(くろき・あるじ)
怪談作家・小説家。二〇一〇年に『怪談実話 震』でデビュー。著書に『黒木魔奇録』(竹書房怪談文庫)、『全国怪談オトリヨセ』(KADOKAWA)、『掃除屋 プロレス始末伝』『小説 ノイズ』(集英社文庫)など。近著に『山形怪談』(竹書房怪談文庫)。

「2023年 『呪物怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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