松風の香 留守居役日々暦 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035627

作品紹介・あらすじ

横須賀藩藩主の行列の前に、飛び出した幼い丁稚。無礼討ちにされてもおかしくない状況のなか、留守居役の高田兵衛が救いの手を差し伸べる。だが、その先には思わぬ障害が……。剣と心で難事を解きほぐす痛快時代小説

感想・レビュー・書評

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  • 強引さが薄れややこなれてきたがこの巻で終わりのよう。全体的には並の時代小説か。江戸留守居役についてはちょっとだけ参考になった。

  • 3話からなる。
    「供先切」大名行列を通る四辻を丁稚が慌てて飛び込んでしまった。
    さて、無礼討ちになってしまうのか???
    長屋に住む母親は、、、直訴へと、、、、
    どうなる、、、と、読んでしまった。
    「絡繰婚礼」も、最初の話のように丸く収まるのかと、、、思っていたが、、、、
    「䕃富」ご法度の富くじで、お金を集めようとしていた輩に傷を負った植木職人。
    留守居役 高田兵衛の活躍は、、、、

    話は面白いのだが、何かもう一つ足りないような感じであるのは、何なのだろうか?

  • 冷静沈着な留守居役
    地味な展開に見えて

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著者プロフィール

1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズで時代小説作家デビュー。著書に「投込寺闇供養」「深川鞘番所」「朱引き黒引き双つ江戸」「千住宿情け橋」「留守居役日々暦」「渡り辻番人情帖」「新・深川鞘番所」「俠盗組鬼退治」「草同心江戸鏡」シリーズなどがある。

「2022年 『北町奉行所前腰掛け茶屋 迷い恋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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