- Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041037959
作品紹介・あらすじ
兵庫県・香住。8年前に妻に先立たれた坂上幸造は、地元に愛される酒店を切り盛りしていた。ある日、幸造は持病の心臓の発作に襲われてしまい、息子の幸一が駆けつけてくる。東京に出て行ったきり長い間故郷に戻ってきていなかった幸一は、突然、父の酒屋をコンビニに改装したいという驚きの提案をする。幸一の言葉に半信半疑だった周囲の人も、次第に彼の熱意に気持ちが動かされ――。
コンビニの実態を知り尽くした著者が描き出した、田舎町に起こった奇跡の物語
感想・レビュー・書評
-
コンビニのこれからの在り方というものを考えさせられた。
地域に合った店舗が広がって欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーんそんな恋愛観で良いのかな?が最大の感想。コンビニのストーリーはどうでもいい。www
野球部のエースで散々女遊びをしたあげく今は落ち着いている人物を「真面目な好青年」なんていけしゃあしゃあと書くセンスが抱腹絶倒。作者の言動と重ね合わせて読むとより一層楽しめる作品。 -
ストーリーは田舎の酒屋を営んでる父親が心臓の病で入院し、東京に出ていた息子が故郷に帰り、酒屋をコンビニ店に改造するという話・・・。姫井由美子氏の「コンビニ夢物語」、2015.12発行です。ぶってぶって姫、虎退治の姫、不倫の元参議院議員とは知らず、同姓同名の作家と思ってましたw。父親と息子の「行き違い」、親父の心、息子知らず、そんな感じの進行ですが、父親は「子供には自分を超える人間になってほしい」、そういうものでしょうね。その思いが強ければ強いほど、誤解という魔物が忍び寄るのかもしれません・・・。