エクスタス・オンライン 02.Santa-Xを待ちきれない (角川スニーカー文庫)

著者 : 久慈マサムネ

• KADOKAWA (2016年12月28日発売)

作品紹介・あらすじ

最強魔王の力――重課金アダルト魔法でクラスメートを撃退した堂巡(どうめぐり)。
でも、憧れの朝霧(あさぎり)さんは打倒魔王に燃えて、反対にツンドラ美少女の雫石(しずくいし)は魔王信者になってしまった!?
堂巡がクラスメートとのややこしい関係に悩む中、奴隷の哀川(あいかわ)さんから嬉しいニュースが。
なんと修正プログラム“Santa-X(サンタ-クロス)”が適用され、クリスマスになれば全員が助かるというのだ!!　
しかし同時に「魔王殺しの剣(ホーリーグレイヴ)」の入手クエストが2Aギルドに発生して――!?


=====登場人物=====
●堂巡駆流(どうめぐり・かける)
主人公。スクールカースト底辺のぼっちだったが、VRゲームの魔王に転生。

●魔王ヘルシャフト
堂巡が転生した姿。ゲーム《エグゾディア・エクソダス》に君臨する絶対支配者。
決め台詞として魔王ポエムを叫ぶ。
最強の戦闘力に加え、「エクスタス」「ヘル＆ヘヴン」というアダルト魔法が使える。

●朝霧凛々子(あさぎり・りりこ)
堂巡の憧れの女の子。
ぼっちの堂巡にも親切に接してくれる。
ゲーム世界に閉じ込められてからは打倒ヘルシャフトを誓う。

●哀川愁子(あいかわ・しゅうこ)
魔王ヘルシャフトに仕える奴隷。
現実世界では堂巡のバイト先の上司だったが、転生してからは奴隷の立場に。
事件の真相を知っていて、堂巡に協力してくれる。

●雫石乃音(しずくいし・のん)
美少女なのに、いつも険しい表情で毒舌を放つ女の子。
《エグゾディア・エクソダス》では黒魔導士として活躍。
ヘルシャフトに蹂躙されてからは、何故かヘルシャフト信者になってしまった。

●一之宮洸(いちのみや・あきら)
スクールカーストの頂点に立つイケメン。
《エグゾディア・エクソダス》に転生した2年A組のリーダーを務める。

●フォルネウス
魔王軍幹部の一人。愛らしい見た目の堕天使。

●サタナキア
魔王軍幹部の一人。美しいダークエルフ。

●アドラ
魔王軍幹部の一人。魔王に心酔する吸血鬼。

●グラシャ
魔王軍幹部の一人。戦闘狂の獣人。

感想・レビュー・書評

[dowafuさんの感想 · 2022年3月5日]

今巻もエロあり、かつ複雑な立場で右往左往する主人公が面白い。
自分の推しは雫石さん。あの異常思考がたまらん！w
彼女の真意は不明な点が多いけれど少しづつ紐解かれていくのが楽しみ。
この先どうなっていくのだろう。楽しみ(^^)

[rantさんの感想 · 2017年2月26日]

既視感の正体はわかったが、まあ、微妙に違うし。
ボツキャラがオブジェクトとして存在していること自体が不思議ではあるけど、まあ、そういうものと割り切りも必要。

1巻に比べてインパクト少ないかな？
慣れたせいかも。

著者プロフィール

久慈マサムネ：第18回スニーカー大賞にて、「ソウルシンクロマシン」で〈優秀賞〉を受賞。同作を改題・改稿した「魔装学園Ｈ×Ｈ」でデビュー。ファンタジア文庫では、本作が初。

「2020年 『転生魔王のジュリエット　２』 で使われていた紹介文から引用しています。」