サークルクラッシャーのあの娘、ぼくが既読スルー決めたらどんな顔するだろう2 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041050040

作品紹介・あらすじ

“軍資に一番近い旅団(サークル)”を混乱の渦に陥れた傾国の美女・クリスティーナ。
旅団(サークル)を離れた彼女を故あって探す主人公・ユーリたちは、その道中で“閃刃の剣聖”ルシオンの婚約相手にしてアインブルク国の王女であるサフィに出会う。
幼いながらも才気溢れる彼女は、ルシオンにべた惚れながらもなぜか婚約スルーされている状態で……。
婚姻の機運が盛り上がる中、思わぬ形で再登場するクリスティーナ。国王を惑わせる“バブみ”とは……!?
「とてもツライ」「だがクセになる」と話題騒然の新感覚ラブコメ!

「サークラの陰キャへの優しさは異常。好きになるのに五秒いらない(俺調べ)」
「ごめんなさい、ちょっとちょいちょいリアルなのやめて。辛い」
……と『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の渡 航氏も大推薦!!


■登場キャラクター =========================

●“なんともない” 白魔道士 ユーリ
読書家で蒐集家。幼馴染みのエマに本の管理を託している。童貞。
「へえ~……じゃあこの棚の本全部ください」

●“閃刃の剣聖” 騎士 ルシオン・メナード
地方領主の子息(王子様)であり、許嫁もいるモテイケメン。
「俺はな、俺以外の男が女を泣かせるのは許せない質なんだ」

●“落涙を射る剛弓” 狩人 アハト・ヘム・クーファー
呑気な訛りを駆使して、遠距離から旅団をサポートするエルフ。
「心配ご無用デスヨー。ボクがば~っちり援護するので、やっちゃってクダサーイ!」

●“鉄腕無双” 武道家 シイナ・リュウゼンイン
拳と拳の交わりに生を見いだす鉄拳女子。
「自己を高めようとする同志のことは拒みはせん。切磋琢磨は強者への近道じゃ」

●“闇の寵児” 黒魔道士 ケケ
口は悪いが、性格も素行も悪い生粋の下衆。しかしどこか憎めない……。
「や、やだなぁ下衆じゃないよ? ……雰囲気下衆だよ?」

●クリスティーナ
ダンジョンの奥深く、封印水晶に封じられていた美女。

●エマ
ユーリの幼馴染み。ユーリの故郷で蒐集物(蔵書)の管理をしている。

●サフィ・シルバーラッシュ
アインブルク国の王女。ルシオンの婚約相手。


※“軍資に一番近い旅団(サークル)”とは……秘宝『七氏族軍資』を見つけるため、ルシオン、アハト、シイナ、ケケ、ユーリの最強メンバー5人で構成された旅団。

感想・レビュー・書評

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  • 【電子書籍】可愛い女の子の表紙だなと思ってページをめくると、これはまたエロい口絵が…。“軍資に一番近い旅団”を出奔した『サークラ』クリスティーナが、今度は国をクラッシュさせてしまう今回でした。テンポ良く進むドタバタコメディで、今回も楽しく読みました。ユーリが苦労して調整しても、お約束のようにクラッシュしていくのが不憫だが面白い。幼なじみのエマらしき人物もラストに登場しましたが、「幼なじみ」と「サークラ」の邂逅は一体どんな化学反応を引き起こすのか。ぜひ続きが読みたいですね。

  • 第一巻ではクリスティーナが男を惑わせてしまう理由に理解を示した私だけど、流石に今回の惨状はフォロー不可能だよ!この巻だけで一体何人の男性を破滅させたことか…。最早サークルクラッシャーなんて次元に留まらず天災の領域に達している……

    今回は七氏族軍資探しは小休止してルシオンの婚姻騒動がメイン。そのせいかクリスティーナは登場するもののユーリ属するサークルは今回崩壊していないため、どこか拍子抜けしてしまう印象がなくもない。まあ、今回はサークル以上にクラッシュしちゃいけないものをクラッシュさせたことでその辺りの描写が面白いから良いのだけど

    ルシオンの婚約相手で表紙にもなっているサフィ
    こんなタイトルの作品だからサフィもクラッシャーなのかと思っていたけど普通にいい子だった点にはかなり驚かされた。城下の人々にも好かれ格好良いルシオンに恋い焦がれる普通の女の子。クリスティーナがある意味読者に好かれにくいタイプなので余計にサフィの純真さが目立つ
    その上で「なんともない」ユーリとフラグが立つ展開は予想の斜め上の展開だった。また再登場することはあるのだろうか?

    いつまで経っても自分に振り向かないユーリに執着を見せ始めたクリスティーナ。ラストには遂にユーリの正妻ポジション、エマと邂逅。次巻は飛んでもない事が起こりそうな予感……

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