虚構の太陽

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 17
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041059432

作品紹介・あらすじ

IT企業のエンジニア・トガニ・ジェイは、美しい妻とかわいい子供に囲まれ、平凡ながらも幸せな生活を送っていた。しかし、ジェイは、突如、この生活と世界がおかしいと思い始める。この世界に住む人間があまりに少ないこと。自分の生活圏が異常に狭いこと。老人たちの死は日常的にあるのに、その死を埋める新たな誕生がないこと。セックスに快楽以外の意味がないこと。そして、8年前以前の記憶がないこと……そのことを妻や子供に問いただしても、「何が不思議なの?おかしいわよ」と首をかしげるばかり。俺はおかしくなってしまったのか? 突然感じ始めた世界への違和感の真相を探るべく、ジェイは動き始めるが……。問題作『亡国記』につづく、現代日本に問いかける衝撃の近未来リアルノベル!

感想・レビュー・書評

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  • ロボットといる未来は幸せそうではない。タウ。

  • そして埋め込まれたメモリーは...

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著者プロフィール

北海道大学文学部哲学科卒。出版社勤務を経て、韓国語翻訳を手掛けるかたわら小説を執筆。2015年に発表した『亡国記』が第3回城山三郎賞を受賞し、話題となる。

「2018年 『虚構の太陽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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