男をこじらせる前に (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061305

作品紹介・あらすじ

「男の価値」を決めるヒエラルキーは激変した。これからの男性に必要なのは、コミュ力とネットワーク、そしてこころに女性を住まわせること。男は自信を持ち直し、女は男への対処法がわかる必読エッセイ!

感想・レビュー・書評

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  • 湯山玲子 女の外食にはなぜ心理的ブレーキがかかるのか:日経xwoman
    https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/052600257/052600001/

    湯山玲子のすべて|湯山玲子 Reiko YUYAMA Official site
    https://www.yuyamareiko.net

    「男をこじらせる前に」 湯山 玲子[角川文庫] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/321706000352/

  • テレビで著者のことは拝見した覚えがあります…確か東京MXの番組だったっけな? 歯に衣着せぬ物言いが印象的だったような記憶があります…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    そんな著者の性格が前面に出たと思われるような文章でしたねぇ…やっぱり異性が男を見る目は厳しいと言いますか…でもまあ、「新しい男の姿」っていうのかな、もうかつての「男らしい男」が居なくなった今、新しい姿の男のモテ、というものを考えていかなくちゃならん! という、どちらかというと前向きな感じの考察の仕方ではありました…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    こういう男らしさ、女らしさ、みたいな考え方が我々を苦しめてきたのだと…女の人なら結婚して出産して一人前! みたいなね…そういう価値観は現代にもまだ残っているとは思いますし…問題は「結婚」というものが以前と比べて難しくなってきた、という問題がありますねぇ…結婚適齢期? みたいなものも曖昧になってきたような気がします…。

    少子化がハイペースで進む日本…さて、どうなるんでしょうねぇ…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • メディアでも活躍のお茶目な教養オバサマ、湯山玲子さんの語るこれからの男たるもの論。

    といいつつ、肝心の男性が手に取ってフムフムと勉強してくれそうな本ではなく、今時の男子の諸相を分析した本という感じかな。

    才能あるステキな男性を女性複数でシェアする源氏物語方式、良くない?とか、カフェ男とか、少子化の裏の真相は男の嫉妬とか、忠義の快感とか、いろいろ面白い。
    饒舌でスルドく、想像力あふれる湯山姐さんの語りが楽しめる本。




  • 「日本人の創造性は今完全にラーメンに集中している」のくだりは必読。
    惜しいエッセイ。「男の拗らせ」にまつわる問題を一通りさらい、我々世代の気分についてもしっかり観察しているが、「『出世カネ女』の競争をやめて男らしさから自由になろう」に続けて「そうすると女にモテるよ!」と書いてしまうあたり、バブル的恋愛を経験してきた世代の価値観を離れておらず残念。著者も自認しているところだが、重要なテーマを掲げるこの本が「オバハンのお小言」の域を出ていないのも、同じ意見を持つオバハンに歓迎されるのみで本当にこの問題を考えてほしい層には届かないだろうという意味でも残念。


  • そうなのかもと考えさせられる言説が多いのだが,ちょっと左巻き的なんじゃないのな言説もある。

    文庫本の解説は武田砂鉄なのが残念だ。

    ある人が今年読んだ本で面白かったのが湯山玲子さんのだと言っていたので,図書館から借りてみた。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。著述家。出版、広告の分野でディレクター、プランナー、プロデューサーとして活動。同時に評論、エッセイストとしても著作活動を行っており、特に女性誌等のメディアにおいては、コメンテーターとしての登場や連載多数。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、文化全般を広くそしてディープに横断する独特の視点には、ファンが多い。
クラシックを爆音で聴く「爆クラ」等のイベント、自らが寿司を握る美人寿司などの活動も続行中。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)、『ビッチの触り方』(飛鳥新社)など。メールマガジンも刊行(http://magazine.livedoor.com/magazine/37)。(有)ホウ71取締役。日本大学藝術学部文藝学科非常勤講師。

「2012年 『だって、女子だもん!! 雨宮まみ対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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