- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041062265
作品紹介・あらすじ
30代にして職を失い、無為な日々をすごす由佳が出会ったのは、北新宿【花まみれビル】に集まって暮らす淑女たち。見た目はほのぼのとしたお年寄りグループ、その実態は…日本中にネットワークを持つ植物学の元教授に、虹色の声をもつカリスマ歌手、ハイテク機器を駆使して活動するおばあさんメンバーだけで構成された探偵チームなど、いずれも型やぶりのマダムたちだった。――わたしも、あのおばあさんたちみたいになりたい。目立たず、しぶとくて、しあわせで、美しい。だれからも注目されなくても毎年、花をつける草木のように…彼女たちの生きざまが、若者の心に希望を芽吹かせる。
感想・レビュー・書評
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とっても読みやすかった。
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47初めての作品。うまくいかない女子のお話かと思ったけど、おばあさんと草木の物語。ちょっと展開が雑だけど心に沁みるお話でした。お幸せに
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主人公を取り囲むおばあちゃんたちが痛快。
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会社をリストラされた三十路女子由佳。
ふとしたことで知り合った花まみれのババアたち
実は彼女たちの正体は探偵
いつのまにか由佳はババア探偵団と共に
オレオレ詐欺団と対決することになり…
うむむ…
ファンの方すみません!
なんか色々都合よすぎて…
私にはイマイチ合わなかったかな… -
年取ることを前向きに考えることができる元気の出る話。年配の女性が困難に立ち向かっていくのを、ハラハラしながら読み進めることができた。