心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 嘆きの人形 (角川文庫)
- KADOKAWA (2018年7月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041070130
感想・レビュー・書評
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記録用
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作者の出身地山梨県が舞台の番外編
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死んでまでなお・・マヒロちゃんいい子;;
数々の心霊現象を通して強くなってるのはわかるけど
いよいよ晴香ちゃんの精神状態が普通でないところに。 -
浮雲が登場。八雲はコナン体質。
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八雲短編集第二弾。
晴香不幸の三連続の巻ともいう。 -
今回は山梨を舞台にした連作短編。
一心の元に持ち込まれた相談事から山梨へ行き、次々と心霊事件に巻き込まれる八雲たち。
another filesというだけあって、本編よりだいぶ時間が戻っている。一心も生きているし、八雲と晴香の関係から想像すると、かなり初期なのか。2人のビミョーな距離感が初々しくていい。
相変わらずのスピード感でサクサク読める。初期の設定だからか、八雲がトゲトゲしくて、後藤や晴香とのやりとりが、ちょっとくどいかな。
結局掛け軸に描かれた赤い目の男は、八雲と関係があるのか、よく分からないままだった。 -
久しぶりの八雲シリーズ。
浮雲心霊奇譚に繋がる片鱗が垣間見える。
作者が山梨出身ということで、山梨が舞台。
以前、勝沼ワインを求めて行ったことがあるので、かなり親近感がある作品。
ただ、本筋から外れた外伝なので、今後の本展開がどうなるか、そちらが気になる、、。
今回、遥香ちゃんの危機に八雲はもっとヤキモキしてもらいたい。 -
八雲のもとに、叔父の一心から相談事が持ち込まれる。偶然居合わせた晴香と後藤と連れ立って、一行は山梨へ。とある酒蔵で毎夜掛け軸の中に入って行くという幽霊、その正体を探るうちに、晴香が何者かに襲われて―。子どもの幽霊、しゃべる人形、豪雨の中、次々と起こる心霊現象に八雲が挑む!山梨編3作を収録した、赤い瞳の物語。
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短編集でサクサクと読みやすい。
出てくる登場人物から推測すると時期としては、まだシリーズの初期辺りなので、初々しい距離感だった。 -
今回は山梨を舞台にした推理物。
最初はそれぞれの短編だと思っていたが
事件が全て結び付いていて、いつもよりまとまって
いる。後藤刑事と八雲は相変わらずな関係で中々良い。