MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 697
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041077849

作品紹介・あらすじ

東京駅のコインロッカーで、箱詰めになった少年の遺体が発見される。遺体は全裸で、不気味な面を着けていた――東京駅おもて交番で研修中の堀北恵平は、女性っぽくない名前を気にする新人警察官。先輩刑事に協力して事件を捜査することになった彼女は、古びた交番に迷い込み、過去のある猟奇殺人について聞く。その顛末を知った恵平は、犯人のおぞましい目的に気づく! 「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ著者による新ヒロインの警察小説、開幕!

感想・レビュー・書評

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  • どこの世界に女の子に恵平なんて名前をつける身内がいるのだ?
    腎臓も…。
    って言うとんでもない名前に引っかかりながら、サクサクと読ませる文章力は流石。
    でもなんとなく内容が浅めかなぁと感じてしまった。
    結局、桐の箱も面もあんまり解決されてない?
    うら交番の件も浮いたままでシリーズで解明されるのか?
    とりあえず最後まではついていきたいかな。

  • 東京駅のコインロッカーで、箱詰めになった少年の遺体が発見される。遺体は全裸で、不気味な面を着けていた。東京駅おもて交番で研修中の堀北恵平は、女性っぽくない名前を気にする新人警察官。先輩刑事に協力して事件を捜査することになった彼女は、古びた交番に迷い込み、過去のある猟奇殺人について聞く。その顚末を知った恵平は、犯人のおぞましい目的に気づく!「比奈子」シリーズ著者による新ヒロインの警察小説、開幕!

  • 11月-19。3.0点。
    東京駅おもてうら交番。再読。

  • ぞぞーっと感じるとともにとてもあたたかくておもしろかった。
    ただ怖いだけではなく「ああ、よかった」と思うところと最後まで背筋に汗が伝うような気持ち悪さと、この先どうなるのか気になる感じでした。

  • プロローグから凄い。
    殺された少年がぼくは殺されるかもしれないって語っていたって。それはとても悲しくてどうしようもなくて怖い。

    ロッカーでの事件はそれ自体が目的では無くて偶然に偶然が重なって起きた事件で、でもその偶然が無かったら気付くことが出来なかったかも知れない事件。

    意外なところが事件と繋がっていたり。

    恵平ちゃんが平野さんに軟体動物かよと感心されてるのには笑ってしまった。

    プロローグの柏村さんは恵平ちゃんが行った無いはずのうら交番の柏村さん。で、ペイさんを贔屓にしていたオジサンも柏村さん?
    無いはずのうら交番ですれ違った兎屋さんの芽衣子さんはメリーさんで。
    これだけでも驚きなのにまだ謎があるうら交番。
    続きが気になり過ぎる。

  • 東京駅おもて交番勤務の新人女性警察官、堀北恵平が先輩刑事に協力して猟奇殺人事件を追う話。恵平が純朴な感じで応援したくなるし、先輩刑事や東京駅にいる人々が個性的で好きになる。東京駅うら交番の存在も気になるし、シリーズ追います!

  • シリーズ第1弾。

    東京駅前交番勤務の主人公が東京駅にかかわる現在と過去の人達との交流によって事件を解決していくお話。

    なかなかおもしろい設定で楽しめました。
    主人公も前向きなタイプで応援したくなります。
    ホラー要素もありつつノスタルジーもあわせて上手く仕上がってるなと感じました。
    次作も楽しみ。

  • 藤堂比奈子シリーズを読み終わってすごい面白かったのでこちらも。
    男性のような名前の女性警官の卵が主人公。
    藤堂シリーズより深みもなくあまり盛り上がりもないように感じてしまってちょっと期待しすぎてたかも?
    これから面白くなってくるのを期待して続きも読ん手みようかな。

  • 女性でありながら堀北恵平という名の研修中の新人警官。
    東京駅おもて交番で研修中だが、先輩刑事に協力して事件の捜査をすることになる。
    女性が主人公のお話は好きなので、シリーズを読んでみようと思っています。

  • ジャンルは、ホラーですが、読み終わって残るのは、あ〜、そうなんや…の一言
    泣きました〜

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著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2023年 『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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