- KADOKAWA (2019年3月23日発売)
本棚登録 : 79人
感想 : 9件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784041079294
作品紹介・あらすじ
昼は平凡なサラリーマン、しかし、夜は組織への反逆を企てる一匹狼――。29歳の朝倉哲也は、強靭な肉体と天才的な頭脳を武器に、銀行の金を強奪し、上司の愛人を情報源として飼い慣らし、暴力団の組長にすら一人で立ち向かう。全ては腐った巨大企業を「食いものにする立場」を得るために。厄介な敵が次々と行く手を阻む中、朝倉は野望を達成することができるのか。組織の底辺に位置する男の凄絶なる復讐劇! 解説・森村誠一
感想・レビュー・書評
-
R2.11.16 読了。
昭和のハードボイルド小説。
薬物の取引きなどの前に入念な場所の下見をしたり、武器を仕込んだり…。そういうシーンは思わず感心してしまった。銃や車の知識は、勉強になった。
たびたび、主人公の設定は、ボクシングジムに通うサラリーマンのはずではと思わずにはいられない。自分的にはもう少し格闘シーンやカーチェイスシーンを描いて欲しかったです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大藪春彦『蘇える金狼 完結篇』角川文庫。
ハードボイルド・アクション小説の金字塔、完結篇。既読であるのだが、角川文庫から復刊されたのを機会に再読。
読み返してみると、朝倉哲也のサイコパスぶりと強引で荒唐無稽なストーリー、大時代的な表現にかなり驚かせれた。松田優作主演の映画も観たはずなのだが、こんなストーリーだったろうか……
東和油脂で私腹を肥やす社長や役員を目にし、会社を我が物にしようという野望を持った朝倉哲也は野望を実現のために殺人や強盗、恐喝、薬物犯罪などあらゆる悪事を繰り返す。収賄が露呈し、窮地に陥った社長や役員は朝倉に……
結末はいやに呆気ない。
本体価格880円
★★★★ -
時代背景が古いのは仕方ないが、それでもわくわくする展開はさすが。
松田優作の映画では知っていたものの、映画以上に面白いかも。
あれ、映画とはラストが違う?
主だった面子は、映画のキャストが小説の中で躍動する感じで楽しめた。 -
913/オ
-
大薮作品の中でも一二を争うかな
-
読んだと言っても旧版で。
-
面白かった。
冷徹なんだけど血の騒ぎのある人物。
ただただ冷血という感じではない。
しかしやはり冷血漢。
衝き動かす核にあるものは自分以外すべてに対して見返してやるという様な復讐を誓った者にしか宿らないものがある。
時代は古いのにちっとも古さを感じない不思議な小説でもあったと思う。
-
3.2
著者プロフィール
大藪春彦の作品
