ロード・エルメロイII世の事件簿 3 「case.双貌塔イゼルマ(下)」 (角川文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041080764

作品紹介・あらすじ

至上の美を体現する、双子の黄金姫と白銀姫。そのお披露目で起きた殺人事件は、アトラム・ガリアスタの乱入、エルメロイ教室の弟子たちの参戦で混迷を極める。陰謀と闘争が交錯する第二幕の結末を刮目せよ!

感想・レビュー・書評

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  • 橙子さん大活躍?の下巻。
    橙子さん好き!となった方は「空の境界」を読むとより楽しめると思います。
    あと犯人の殺害動機が魔術師らしくて、だからこそなんかやるせなくなりますね…。
    アドラの場合は殺されたゲリュオンが「魔術師らしく」、殺したオルロック翁の動機が「魔術師らしくなかった」ので個人的には後味が良かったんですが。

  • わりと面白かったけど、ちょっと話が長すぎる気がした。
    魔術戦闘描写はちゃんとFateしてるのでよいと思う。解決編に期待したほどのカタルシスを得られなかったのが残念。

  • 2020/11/15 読了。

    図書館から。

  • 今作の犯人は意外な人物ではあるがロード・エルメロイⅡ世の事件簿一巻と同じように犯人に見えにくいからこそ逆に犯人という感じだった。あの橙子さんがだいぶ活躍してくれたのでそこらへんはとても楽しめた。それにしても事件の裏でちらちらと暗躍しているあの人は…。はたしてこのロード・エルメロイⅡ世がどのような結論を経てどんな結末に至るのか、それがとても気になるところ。

  • 9月14日読了。図書館。

  • 作者が変わっても、青崎燈子はやはり強かった。

  • あまりミステリだということを意識せずに読んでいたのですが、この巻はミステリだな、と思いました。ミステリっぽい道具立てで各キャラクターの葛藤あり、奮戦あり、裏切りや策謀ありで、昔メフィストミステリが好きだった頃を思い出しながら手に汗握って読みました。魅力的なキャラクターが多くて見せ場もそれぞれたっぷりあるのですが、それでもやはり教え子を守り、教師であり、あの人の臣下であるロード・エルメロイII世の不器用な一途さが愛しいです。

  • 読了。

  • 一気読み。
    まさか人形師のあの人が本格活躍するとは。
    時期はわからんけど一般人との接触があるとかすでにギミックとして成立してるところとか見ると伽藍堂を去ったあとのことかね?
    そっちはそっちで気になるかも。
    ヒロインの必殺技は不発で終了。相手が相手だけに致し方ないのだろうが、こういうやり方もあるのか。

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著者プロフィール

代表作にスニーカー文庫『レンタルマギカ』がある。直近では『レッドドラゴン』(星海社)を刊行。

「2020年 『ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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