世界一初恋 ~小野寺律の場合14~ (あすかコミックスCL-DX)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 574
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041081419

作品紹介・あらすじ

尚に好きだと告げられた律。しかし友人である尚をきっぱりと突き放すことが出来ない律に、高野は一線を引く言葉を投げかけるが…? ちょこっとリアルな出版業界ラブ★「雪名皇の場合」&描き下ろしも収録!

感想・レビュー・書評

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  • 出版業界を舞台に繰り広げられるドタバタBL恋愛話しです。
    カップル二組の話が掲載されています。

    本のタイトルにもなっているメインのお話は、政宗 x 律の二人。
    同じ少女漫画雑誌編集部の上司と部下の職場カップルです。
    誰が見ても二人はカップルなのに、まだ気持ちの踏ん切りがつかずに、政宗の事を好きな気持ちを認めない律が毎回もどかしいことこのうえないです。
    仕事もできて、私生活でも律の健康を気遣ってフォローする政宗はまるでお母さん的な存在でもありますが、律が素直にならないため、意地悪な面がのぞくところがお話を面白くする要素の一つとなっています。

    今回も前回からの同級生騒動がまた続きます。
    律が留学中に甲斐甲斐しく世話を焼いてくれた尚も積極的に律にアピールし始めて、政宗とぶつかります。
    相変わらず、律はもどかしく、はっきりしなさーい!と読みながら毎回思ってしまう次第です。でもそこが物語の面白いところなので、なんとももどかしくてもやはり展開が楽しみです。

    もう一つのカップルは、皇 x 翔太のお話し。
    皇は美大生でアルバイトしている本屋さんの少女漫画担当。翔太は出版社で少女漫画雑誌の編集者です。
    この二人は既に両想いでお互いに忙しすぎてなかなか会えないのがまたもどかしいです。
    また、外見の見目麗しい皇の身のまわりは女子で騒がしい雰囲気がいつもあります。対して、翔太は夜遊びが過ぎた時期があり、男につけ回されたり、ブラコンの兄に過度な心配をされて、これまた騒がしい次第です。

    今回は、皇が院の試験を受ける時期の心理描写がとてもよかったです。
    お互いを思う気持ちがよくわかるお話で、面白かったです。
    続きが気になります。

  •  も、いい加減にしろよ、って思いつつ…。
     したら、「恋に(完全に)堕ちるまで〇〇日」になったよ。

     やれやれ。

     ま、恋愛はパワーゲームだからな。
     今のところ、律が完全に押し負けてるけどね。土俵際で粘っている感じかな。ここから、うっちゃりって…しないか、しないよなぁ。

     ともかく、その〇〇日にどう着地するのか、楽しみです!!

     木佐くんと、雪名くんは、勝手にやってなさいって感じww
     なんだかんだって、一番お気楽なカップルだよな。
     幸せなのはいいことだ。

  • 雪木佐が凄く好きです!
    なのでもっと掘り下げて欲しい....!

  • 律の回想シーンは切ないけれど、最近もっと切ないのは高野だなと痛感。
    前巻でも問題だった清宮尚!!かなりグイグイと律に迫っています…
    律は尚とは友達と言ってるけど、相手は全然そんなこと思ってないです!いくら友達と言い切っても、どう見ても危ない。鈍いとか言ってる場合じゃない~
    流されてるようにしか見えないです。
    こんな状況高野にしてみたら、絶対におかしいと思うはず。てか、思っていいです!
    あと26日のカウントダウンだけど、意地っ張りもここまでくるともう病気だよ~(笑)
    これは高野の味方になるしかない回でした。続きが気になります。

    木佐編、今回は雪名の院試で木佐断ちの巻でした。
    この二人はラブラブで離れたとしてもなんか安心できます。
    木佐がとても大人な対応するせいからかな…
    肉体的には我慢が大変でも、精神的にはとても強い絆があるのが伝わってきます!

    カバー下マンガ今回も要チェックですよ~
    雪名のキラッキラに今回もまたやられてしまう木佐にニヤつきが止まりませんでした。

  • 新刊読んだ。
    セカコイ、長い…!こいつらまだ付き合ってねえんだぜ…?恋に落ちるまでを描く物語だから仕方ないんだろうけど。
    長いよーいい加減〜って思いながらも、毎巻楽しんで読んじゃう。セカコイ好きなんですよ。純ロマよりセカコイ派なんで。


    セカコイは、ハーレム発生しないので読み易いんですよ。しかし佳境感はある。もう少しで終わりそう。
    小野寺、自分のことよくわかってんなあ。だいたい小野寺がひとりでジタバタしてるだけなんだよなあ〜。いい加減にしろ君は。

    巻末の雪名のエピソード、ええやん…。相変わらずイケメンですね。

  • 小野寺律、ついに気持ちを自ら認めるか?
    そんな時に、友人尚に告白され。
    ぐるぐる悩む律。
    雪名と木佐のお話も入ってます。
    院に進むために木佐断ちを決意する。
    クリスマスイブに。
    まー、無事合格したんで良いんですが(^_^;)


    メリット・デメリットで人と付き合うのかなー
    律の考え、悩むわ…
    そろそろ大詰め。
    早いところラブラブで完結して欲しい。

  • いいところで続いてる。早く続きが読みたい!

  • 14巻は、小野寺律の場合 2話と雪名皇の場合 1話。

    毎度の事ながら高律の関係はなかなか進まないものの、高野さんの口からは「結婚」という言葉が飛び出したりと、高野さんが律との「これから」を真剣に考えていることが凄く伝わってきました。

    尚が律に告白したことで、高野さんもかなり焦っているのかもしれません。
    今回は、いつも以上に強引に、関係を先に先に進めようとしている感じがしました。

    一方の律は、尚の「嵯峨さんを選ぶということは、デメリットしかない」という発言を受けて、高野さんとの「これから」について悩み始めます。

    確かに、会社の上司ですし、律の親のことなど問題は山済みですが、その前に律自身の気持ちは??
    そこをハッキリさせないまま、高野さんとの関係に悩む律に少しモヤモヤしてしまいました。

    読者からしたら、律は明らかに「今」の高野さんに恋をしているというのは分かるのですが
    当の本人が無自覚というか、頑なに認めないので
    律の気持ちが固まるまで気長に待ってあげよう...と思いつつも
    いい加減ハッキリしてあげないと高野さんが可哀想...と思ってしまいます。

    特に今回は、律が高野さんの気持ちを無視して無神経なことをしまくるので、「いい加減にしろよ」と言った高野さんの気持ちが痛いほど分かりました。
    泣きそうな高野さんの表情と、いつもは律と呼ぶのにわざと「小野寺」と読んだことが、とても切なかったです。
    それでも、次の日には朝食を用意してくれる高野さんに胸キュン...

    あんなにストレートに想いをぶつけてくれて、仕事もプライベートも助けてくれて
    あんなに素敵な人他にいないと思うのですが...

    そして、今回も物語の間にちょこちょこ挟まれる二人の過去描写がとても切なくて
    世界一初恋のこういう漫画の描き方、素敵だなぁと思います。

    今回は、二人の関係がこじれたところで続くことになり、大変続きが気になります!
    恋に落ちるまであと26日。
    あと何冊で完結するんでしょうか?早く幸せな二人が見たいです。

    雪名皇の場合は、1話完結なので、いつも通り色々ありますが、最後はラブラブで読みやすいです。
    毎度のことながら雪名はカッコイイ!!
    そして、木佐さんはフェ○が多いです。笑

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