金豹王と子育て幸せレシピ (角川ルビー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 26
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041083352

作品紹介・あらすじ

若き国王・ウィルバートの甥の王太子を助けた礼として王宮に招かれた料理人のノエル。褒美として食卓を共に囲むことを望むが、ノエルの作る料理を美味しそうに頬張る王太子の姿に、王から料理番になるよう請われ…?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • うん。一昔前の作品感半端ないね。
    もふもふとスパダリ、そして結ばれた翌朝に終了っていうね。もうね、ダメじゃないけど、作品としては残念に感じるね、今だと。
    全ての要素が物足りなく感じたのは、やはり文庫だったからかなー。

  • ひとりで頑張ってきたノエル。一緒に食事をする。ということが願いになるくらい寂しかったと思うと、悲しくなる。
    ノエル、ウィルバート、トリスタン。3人がそれぞれお互いのことを思って行動しているのは見ていて楽しい。会って間もないとは思えないほど、打ち解けている姿も。ノエルの料理で幸せになる3人を、もっと見ていたくなった。

  • アルビオン国王ウィルバート×馬車宿の料理人・ノエル。甥のトリスタン。
    とてもよかったです。最初は強引にノエルが連れて来られるのにいい印象がなかったんですが、すぐに理由がわかりました。家柄や血筋を重視する派閥の力が強すぎて、ウィルバートがそれを変えたいと奮闘しているのがとても好感が持てました。トリスタンが小さいのに一生懸命現状を受け入れようとしているのが健気で。ノエルが来てから楽しく食事ができるようになってよかった。トリスタンの出生とノエルとの関係、そしてトリスタンの獣体の毛色の理由が分かったところはとてもグッときました。銀花草のところも。全体にきれいに繋がっているのが素晴らしかったです。

  • ★3.7

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

第17回角川ルビー文庫小説賞で奨励賞を受賞。

「2022年 『片羽の妖精の愛され婚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川紗弓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×