白金鳳凰の愛しい勇鳥 (角川ルビー文庫)

著者 : 鴇六連

• KADOKAWA (2020年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

軍鳥を輩出する鷲の名門に生まれ、早く武功を立てたいと願う嵐。しかし、やっと決まった出仕先は、瑞郷天一の美鳥と噂の白金鳳凰・ゲイキの側仕えだった。好色で掴みどころのないゲイキに生真面目な嵐は振り回されるが、家族思いで驚くほど純粋な嵐を気に入ったゲイキは、彼を側に置いて寵愛し始める。超然として見えたゲイキが、身の裡に不遇な立場への遺恨を抱えていることを知った嵐は、彼の力になりたいと願い始めるが、ゲイキが抱えるいざこざに巻き込まれてしまい…！？

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2020年11月17日]

いつもにこやかで心が読めないゲイキ。とにかく素直な嵐と一緒に過ごすうちに、なんとなく分かりやすくなっていくのが楽しい。嵐といるときは作り笑いではないように思えたし。真面目な嵐と好色なゲイキのやり取りは噛み合っていないように見えるけど、２人ともちょっと楽しそう。嵐は大変なときも多いだろうけど。
ゲイキは今後も嵐に甘々なんだろうな。と想像できて、嬉しくなった。

[yuzukonさんの感想 · 2020年4月6日]

心の内を読ませない、気になってたゲイキのお話。丹天老君との結末はスカッとした。あの辺のひとたちデカイ顔出来なくなってせいせいした。

[touhaさんの感想 · 2020年3月18日]

★3.5

著者プロフィール

角川ルビー小説大賞出身作家。「ドラゴンギルド」シリーズ、「白狐と狐姻。」「夜伽恋情」など、多くのファンタジー作品を手掛ける。

「2021年 『竜は四季を巡り恋をする ～ドラゴンギルド～』 で使われていた紹介文から引用しています。」