- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041092538
作品紹介・あらすじ
2019年、劇団☆新感線「偽義経冥界歌」、劇場アニメーション「プロメア」と手がけた作品が世に送り出された劇作家・脚本家の中島かずき。
彼自身が手がけた台詞を発するさまざまな役者人(やくしゃびと)に、
中島本人が、役への姿勢や演じることについて切り込む!
月刊ニュータイプの人気連載が一冊の単行本としてまとまりました。
「偽義経冥界歌」「プロメア」出演の役者に加えて、中島かずきとゆかりのある役者、総勢13名による対談集。
登場役者(順不同、敬称略)
早乙女太一、早乙女友貴、新谷真弓、松山ケンイチ、朴ロ美(ロは「王」偏に「路」)、宮野真守、梶裕貴、洲崎綾、藤原さくら、粟根まこと、上川隆也、福士蒼汰ほか
感想・レビュー・書評
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舞台やアニメで関わりのある役者13人との対談集。
新感線座付作家として、というよりはアニメ脚本家としての顔が多く
アニメ未見なのが勿体無く感じた。
新感線も本来なら観ていたはずの偽義経やチケ取りすらできなかった無頼街の話題にはジリジリ。
あー早く気兼ねなく上京して
心置きなく芝居を楽しみたい‼️
[図書館·初読·6月10日読了]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分がこの人だったらどうするだろうというところから想像する
→何でこの人はこんなに怒ってるんだろう
この人は何が大切なんだろう
脚本にあることをやっていく人と
キャラクターの気持ちを想像したうえで、
この脚本おかしくないか?という人
堺雅人は前者
役者は神様の世界に最後に参加する人間
シナリオは聖書だから、矛盾があっても、矛盾という権利はない
リアクションだけで生きている
フリーエチュード、まず設定があって、なんらかのルールや縛りがある
もし、フリーエチュードをやるとしたら、その縛りがバイブルになる
その中で動けるところを探していく
縛りがなかったら、多分つまらない。
だって、世の中に言いたいことというのは、まったくないから。
例えば、ずっと押されていたら、押されたくないっていうリアクションはできる。
ずっと走らされていれば、走らされて辛いという気持ちはあるから、そこにウソはない
なにかの環境があれば、そこに対するリアクションができる。
生き生きとした芝居はなんだろう
演じるというより、生き生きとさえしていればいいんじゃないか。 -
新感線ファンで粟根さんファンで堺雅人ファンの私にとっては夢のような本。
これを出して下さった関係者の方々。有難うございます!!
声優さんのゲストも多いから中島かずきさんのアニメファンの方も楽しめる一冊だと思う。
内容としては、舞台好きなので舞台関係の話が面白かったけど、それ以上に中島さんの物語の作り方の話が一番面白かった!そうやってあの舞台やアニメは出来たんだな、と。