軍医が見た戦艦大和 一期一会の奇跡 (ノンフィクション単行本)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105405

作品紹介・あらすじ

当時、世界最大の戦艦の医務室。3000名を超す乗組員の健康管理、空母三隻を失ったマリアナ沖海戦、姉妹艦・武蔵が沈没したレイテ沖海戦など、軍医という特殊な立場から見た戦争の姿を伝える。

感想・レビュー・書評

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  • 戦艦大和に乗り組んでマリアナ沖とレイテ沖の作戦に参加した軍医中尉の体験談。
    三千人が乗り込む大和で軍医が(歯科医含めて)五人というのは少なくて意外。大学を繰上卒業してすぐ短期間の訓練でその責任を負うのだから専門職はさすがだ。

    四年前の本だけど,著者の祖父江逸郎氏は現在も御存命のようで驚いた。今年で98歳だから百寿者まであと少し!
    何だか日野原重明氏みたい。
    理事長あいさつ | 公益財団法人 長寿科学振興財団 https://www.tyojyu.or.jp/zaidan/about-zaidan/aisatsu.html

  • 「大和」との出会いも、戦時中の経験も、かけがえのない“一期一会”。(文学部:4年生)

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著者プロフィール

1921年、名古屋市生まれ。公益財団法人 長寿科学振興財団名誉理事長および名古屋大学名誉教授、愛知医科大学名誉教授。
1943年、名古屋帝国大学医学部卒業後、海軍軍医学校での訓練を経て軍医中尉となり、戦艦大和に乗艦。乗組軍医としてマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦に従軍した。45年1月に広島県江田島の海軍兵学校大原分校に転勤。8月6日の広島原爆投下の3日後に現地調査を行った。戦後は名古屋大学教授、国立療養所中部病院(現・国立長寿医療センター)の院長などを経て、99歳になった現在も現職(2020年11月現在)。1994年に勲二等旭日重光章叙勲。主な著書に『長寿を科学する』(岩波新書)、『天寿を生きる』(角川ONEテーマ21)、『軍医が見た戦艦大和』(角川書店)などがある。

「2020年 『この歳になってわかったこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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