メイコの食卓おいしいお酒を、死ぬ日まで。 (ノンフィクション単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.14
  • (1)
  • (2)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041107492

作品紹介・あらすじ

芸能界ならではの“豪華な宴”、飲み歩きの日々でも毎朝作った子供たちのお弁当、メイコ流ズボラ飯…ちょっと懐かしくて、かなり愉快なメイコの食卓にいらっしゃい!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 60年以上お酒を飲み続け、今でも休肝日なし。毎朝135mlのチビ缶、昼と夜はワインをグイグイ。そんな中村メイコさん(1934.5生まれ)の食(酒)のエッセイです。「メイコの食卓」、2014.3発行。銀座・文壇バー「エスポワール」での話、新橋の自宅マンションを絨毯バーにしての話など文士・俳優たち(池波正太郎、阿川弘之、吉行淳之介、小沢昭一、野坂昭如、木村功、加藤武、十朱幸代・・・)との語らいも面白いですが、神津カンナさんが中学生の時の「お茶漬けの弁当」が一番でしたw。

  • 美味しそうな描写はあるのに、今一つ惹かれない。

    著者を知っていれば楽しめるのかもしれない。

  • 食エッセイ。

  • 女優中村メイコのお料理エッセイ
    老眼でも読みやすい文字の大きさ、ご同輩に優しくていらっしゃる
    芸能人が料理についてお酒について書きましたよ
    っという文書が鼻につく。女優中村メイコを知らないからでしょうか。
    エッセイとしては読み応えがなく、適度に手を抜くのよ主婦たち的なことをいわれても、今の世の中には今さらです。

    七色とんがらし、響きはレトロで情緒があるけれど、馴染みがあるのは七味とうがらしです。
    スコーンが大好きなので反感を持った次第です

  • 懐かしいお名前が次から次と。そのかたたちの日常のお姿。メイコさんならではですね。本だから当然のこと「読んで」いたのだけど、どこかから中村メイコさんの声が聞こえてくるようだった。(怖!)違うか....

  • 女優中村メイコの食とお酒に関わるエッセイ。幼い頃から芸能界で過ごしてきた筆者が結婚し、家庭を持ち、子育てをしてなおかつ仕事を続けてきた秘訣のようなことも垣間見える。
    若い世代には「中村メイコ」といっても知らない人も多いかもしれない。私でさえ、当然だが子役時代は知らない。ちょっと変わったタレントといったイメージ。ドラマ等で観たことはあまりない。彼女の子どもたちも一時期芸能活動や文筆業をしていたので、元祖芸能一家といえるのかもしれない。
    筆者自身が芸能人という感じではなく、文化人的なところがあり、好感が持てるのだろう。仕事を持ちながら家事をこなしていく秘訣、料理のこつ、またお酒を飲むときのマナー等もあり、仕事を持つ若い方々が読んでもなかなか面白いエッセイだろう。

  • 自身、食エッセイのファンを公言する女優の初のそれ。格調や薀蓄ではなく、身の丈で台所仕事してきた感じに共感。
    28年間作ったという子どものためのお弁当の先輩としても大いに感じるし、酒を飲むルール、また古き良き芸能界のエピソードも語られムネアツー。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

女優。作家の故・中村正常の長女として東京に生まれる。2歳8ヶ月で映画「江戸っ子、健ちゃん」でデビュー。1957年、作曲家・神津善行氏と結婚。長女・十月(カンナ)、次女・八月(はづき)、長男・善之介の一男二女の母。舞台、ドラマ、映画、ラジオ、執筆と幅広く活躍中。著書に『老妻からのラブレター』(家の光協会)『五月蝿い五月晴れ』(東京新聞出版局)など。

「2006年 『メイコとカンナのことばの取説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村メイコの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×