- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041116333
作品紹介・あらすじ
ある日突如現れる、黒いバスのような乗り物は、生者と死者の恨みを乗せて走る――今なお継続する怪異に震えが止まらない「黒いバス」他。本書収録作をまとめて読むことで恐怖が増す、本当に怖い怪談実話集。
感想・レビュー・書評
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なんとも恐く不思議な話ばかり、実話なのに本当にこんなことってあるんだなと思いながら、読み応えたっぷりでした!
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安定の味わいですね。
「…は?」
「へ…?」
「なにそれ???」
「こらアカンなー…」
「ヤバー」
不可解と禍々しい雰囲気を、時間のすき間に数話ずつ楽しむと、ちょっとしたトリップ感が味わえて癖になります。 -
面白かった。表題作の黒いバスが不思議で得体が知れない不気味さがある。このシリーズは初めて読んだけど他のも読んでみたくなった。
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黒いバスは強い恨みの気持ちに呼ばれるのかな……?
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面白かった。
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実話怪談の短編集。
表題作の「黒いバス」は怖さの中に物悲しさがある。 -
モダン
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連作?複数の目撃談?な「黒いバス」はもちろん怖い。
個人的には、ひたすら得体の知れなさがあふれでる「幽霊話ではない」が好きかも。
昔ながらの伝承にも似た「洞窟のお堂」もいい味です。
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怪談は子供の頃より大好きで
松原タニシさんの怖い間取りを読んで以来
久しぶりに怪談らしい本を買って読みました。
「サヤマさんが来る」はものごっつう怖い❗️
秀逸です、必読です❗️
黒いバスの話は初めて聞いた不思議な話でした。
何度かこのバスはこの本の中の話に出てきますが、
日時も場所も人も違うのに、同じ思いの時にその人に見える摩訶不思議なバス。
大変面白かったです。
シリーズ化してるようなので、他も読んでみます。 -
本屋で思わず手に取った。初めて知った作家だが実話怪談蒐集家らしく、九十九怪談などの木原浩勝氏とも関係があるようだ。木原氏の怪談は割とあっさりしたものが多くそれが怖くもあるのだが、中山市朗氏の文体はとても読みやすく、そしてとても怖い。中には本当にそんな場所で初対面の人にそんな話をするだろうか?というのもあるが、全体的にはゾクゾクして大いに楽しめた。表題の黒いバスはとくに良かった。他の著作も読んでみたい。