- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041116357
作品紹介・あらすじ
新設の精鋭部隊「高度科学犯罪対策班」(通称・科対班)に召集された大村珠緒。彼女の新たな相棒は、容姿端麗だが奇人ぶりで周囲を振り回す天才数学者、葵野数則だった。圧倒的な科学知識で巧妙なトリックを見破る葵野と、人の心への共感力で思いもよらない事実を見抜く珠緒のバディが科対班に舞い込む難事件の真相に迫っていく。そして、珠緒は、葵野の隠された過去に関わる因縁の事件を知ることになり……。
感想・レビュー・書評
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高度科学犯罪対策班なんて本当はないだろうな。そこに配属された大村珠緒は父親が訳あり警察官だった。同じ課の葵野数則はもと数学の准教授。松浦はコンピューターオタク。異色の刑事たちが難事件を見事に解決していく。葵野は数オタクと言っていい変人?数学頭脳を捜査に鮮やかに生かすし、珠緒や松浦もナイスフォローをする。連続殺人犯をどう追い詰めていくか次巻が楽しみだが、いつ出るかな。
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所轄から警視庁捜査一課の新設部署に異動となった大村 珠緒。
そこにいたのは、数学の元准教授で葵野 数則。
そして、個性的な面々。
異色のバディ2人が難事件に挑む。
・加算される遺体
・変換される証言
・展開される爆発
・未証となる愛情
・復号される誘拐
あらゆるトリックを見破る科学知識を有する葵野と、思わぬ真実を見抜く直感力の大村。
2人の理性と感性が、真実をあばくミステリー。 -
数学者がなぜ警察官になったのか。
悲しいというか切ないですね。犯人最悪すぎます。
けれどもなぜか淡白に感じられてしまいました。
土星人は果たしてどんな人物なんでしょうか。 -
続く前提なのか宙ぶらりんな部分がいくつか。気になります。うーん……もうちょっと変人を期待していたので物足りないかも。
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ラノベ的なノリで読むことが出来たのでミステリー初心者には嬉しい(専門的なところはちんぷんかんぷんだけど)
続刊は近日中に読もうと思っています。
著者プロフィール
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